「いい仕入れって、結局どうやって見つけるんですか?」――せどりを始めたばかりの方からよく聞かれる質問です。

私が一番大事にしているのは、シンプルに「Amazon本体の在庫が切れたタイミング」を狙うことです。Amazon在庫切れは、価格差が一番きれいに発生する瞬間で、ここをきちんと押さえられるかどうかで月の利益がぜんぜん変わってきます。

今日は、つい先日アラートをかけた「プラグマタ Switch2+amiibo ディアナ」の実例を交えながら、Amazon在庫切れ狙いの仕組みと、私が実際にやっているチェック手順をお伝えします。

Amazon在庫切れ狙いのせどり戦略

なぜ「Amazon在庫切れ」が狙い目なのか

Amazonで商品を買うとき、多くの方は無意識に「Amazon本体(Amazon.co.jpが販売・発送)」から買っています。価格が安定していて、配送も早く、信頼感もあるからです。

ところが、Amazon本体の在庫が切れると、商品ページのカートを取るのはマケプレ(マーケットプレイス)の出品者になります。マケプレ出品者は本体価格に縛られないので、人気商品ほど価格を上げてきます。「定価¥6,800の商品が、Amazon在庫切れの瞬間に¥9,800で並ぶ」――こんな現象が、人気ジャンルでは日常的に起きています。

ここに、せどりの仕入チャンスが生まれます。「Amazon本体が切れた直後、まだ他のECサイトに定価近辺で在庫が残っている」状況を見つけて、安く買って、Amazonの上昇価格で売る。これが基本の流れです。

実例:プラグマタ Switch2+amiibo ディアナ

プラグマタ Switch2+amiibo ディアナ

つい先日、私自身がアラートをかけた商品が「プラグマタ Switch2+amiibo ディアナ」でした。Switch2の人気タイトルに、限定amiibo(フィギュア型のNFC連動アイテム)がセットになった商品です。

この商品は発売直後からAmazon本体で品薄状態が続いていて、「在庫復活→数時間で売り切れ→マケプレ価格上昇」というサイクルを繰り返しています。私はKeepaでアラートをかけて、Amazon本体に在庫が戻ったタイミングだけ通知が来るように設定しました。

楽天やヤフショには、まだ通常価格に近い在庫が残っているのを確認済み。あとはAmazon本体が切れた瞬間に他EC側の在庫を確保して、FBAに納品すれば、マケプレ価格で売れる――この流れを狙っています。

在庫切れ狙いで使っている4つのチェック条件

在庫切れ狙いの4つのチェック条件

私が実際にKeepaのリサーチで毎日チェックしているのは、以下の4つの条件です。

1. Amazon本体の在庫が直近1〜2週間で切れた

「ずっと前から切れている」商品は、すでに他のせどらーが攻めきっている可能性が高いです。直近で切れたばかりの商品ほど、価格差がフレッシュで取りやすい印象があります。

2. マケプレ最安価格が上昇トレンド

Amazon本体が切れたあと、マケプレ価格がじわじわ上がっていれば、「需要が落ちていない」「在庫不足が続いている」という証拠です。逆にマケプレ価格が下がっているなら、在庫切れは一時的か需要が落ちている可能性が高いので私はパスします。

3. 他EC(楽天・ヤフショ・メルカリ)に在庫がある

ここが最重要です。Amazon側の上昇価格より明確に安い在庫が、楽天・ヤフショ・メルカリのどこかに残っているかを必ず確認します。1サイトしか見ないと取りこぼすので、最低でも3サイトは横並びで見ます。

4. 重量1kg以下、サイズ60cm以下の小型商品

これは私が痛い目を見て学んだ条件です。大型商品は仕入価格差があってもFBA手数料・梱包資材コストで利益が薄くなるので、最初は小型商品に絞った方が安全です(次の項で実例をお話しします)。

大型商品の落とし穴:サーキュレーターで利益がほぼ残らなかった話

つい最近、アイリスオーヤマのサーキュレーター(PCF-SC15)で、これに近いパターンを試してみました。

楽天で¥4,980で在庫を見つけて、Amazonでは¥6,800で売れていたので「差額¥1,820、いけるだろう」と踏んで仕入れたのですが、最終的に手元に残った利益はほとんどありませんでした。

理由はシンプルで、大型商品ゆえのFBA手数料の重さです。サイズが大きいほど倉庫保管料も配送代行料も上がりますし、自宅から発送する場合も大型ダンボール・緩衝材のコストがバカになりません。Amazon手数料10%(¥680)に加えて、大型FBA送料・保管料・梱包資材を引いていくと、表面上の差額¥1,820はあっという間に消えていきます。

仕入れに使った時間と、納品作業にかかった手間を考えると、明らかに割に合いませんでした。この経験以来、私は小型商品だけを在庫切れ狙いの対象にするようにしています。ベテランになれば大型も扱えるかもしれませんが、初心者〜中級者が安定して稼ぐなら、小型限定が圧倒的に楽です。

在庫切れアラートの仕組み化:Keepa Pro活用

毎日Amazonの商品ページを見て回るのは、時間がいくらあっても足りません。私はKeepa Proという有料サービス(月¥3,000弱)を使って、条件に合う商品の通知を自動で受け取るようにしています。

Keepa Proでは、以下のようなアラートを商品ごとに設定できます:

  • Amazon本体が在庫切れになった瞬間
  • マケプレ最安が指定額を超えた瞬間
  • 中古最安が指定額を下回った瞬間

私はリサーチで気になった商品を片っ端から「Amazon本体OOS」のアラートに登録していて、通知が来た商品だけを楽天・ヤフショ・メルカリで突き合わせる、という運用にしています。これだけで、リサーチ時間が劇的に減りました。

まとめ:今日からの実践ステップ

Amazon在庫切れ狙いは、最初は地味な作業ですが、慣れれば一番再現性のある仕入手法だと思っています。今日から始めるなら、以下のステップで動いてみてください。

  1. 自分が好きなジャンルで、Amazonランキング上位を10件ほどピックアップ
  2. それぞれのKeepaグラフを見て、Amazon本体の在庫切れ履歴があるか確認
  3. 在庫切れ履歴のある商品を、Keepaで「Amazon本体OOSアラート」に登録
  4. 通知が来たら、楽天・ヤフショ・メルカリで他ECの在庫&価格をチェック
  5. 利益試算(売価-Amazon手数料10%-FBA送料500-仕入価格)が¥1,000以上で、小型商品ならGO

最初の1件が取れれば、感覚はかなり掴めるはずです。私自身、プラグマタの実例も含めて、毎週このパターンで仕入れを続けています。

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