ゴールデンウィークが始まり、ドラッグストアやホームセンターの店頭セール、楽天お買い物マラソンと、仕入れチャンスが集中する時期になりました。私もこの土日は仕入れ用に予定を空けています。
ただ、この時期は「買い過ぎ」が一番怖いタイミングでもあります。私自身せどり8年目ですが、GWは毎年「買い過ぎリスク」が一番高い期間だと感じています。実際、始めた頃はこの時期の勢いで仕入れて、5月後半に売れ残り在庫を見て頭を抱えたことが何度もありました。
今日は、副業せどりを8年続けてきた私が日々の仕入れ判断で使っている「買わない判断」の3つの基準を紹介します。仕入れ・リサーチ・出品・発送・経理まで全部一人でやっている私が、現場で何度も赤字を出して身につけたチェックリストです。
(税務上は妻名義の個人事業として登録していますが、実働は私一人です。仕入れ判断のミスはそのまま家計に効いてくるので、ここで紹介する3基準は自分の家計を守るための最低ラインだと思って運用しています。)
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基準1:利益率20%を切る商品は原則仕入れない
私の最低ラインは「販売手数料・送料・梱包資材・FBA保管料を全部引いた後の利益率20%」です。
利益率20%を切ると、価格競争が1社入っただけで一気に赤字へ転落します。プライスターの自動価格改定で下限を設定していても、損切りラインまで下がってしまえば結局マイナス決済です。
「利益額500円取れるから」という理由で利益率10%台の商品を仕入れていた時期もありましたが、トータルで見ると保管料と機会損失が利益額を食い潰していました。今は20%を最低ラインに固定しています。利益率20%を切るなら、その商品は「やらない」判断のほうがトータルでは強いです。
基準2:Keepaで直近30日の販売数が2個以下なら見送る
Keepa Proを使うと、その商品が直近30日でAmazon上で何個売れたかが見えます。私はここで「30日販売数2個以下」をひとつのフィルターにしています。
8年前にせどりを始めた頃は完全無料版のKeepaしか使っていませんでしたが、有料版のPro機能を使うようになってから、回転率が低い商品を仕入れ前にふるい落とせるようになりました。月額数千円の出費は、赤字仕入れ1回で簡単に回収できます。
特にGW期間中は「セール価格が安いから」という理由で回転の遅い商品を買いがちです。仕入れ値が安くても、3か月在庫として寝かせるとFBA保管料と資金拘束で実質赤字、というケースが頻発します。回転しない商品は安く買えても利益にはなりません。
基準3:1商品あたり3,000円以上のキャッシュアウトは慎重に
1個3,000円を超える仕入れは、それだけで「単価 × 個数」が一気に効いてきます。10個仕入れたら3万円のキャッシュアウトです。
私の運転資金は副業向けに約200万円を確保していますが、それ以外の余剰資金は基本的に全額NISAへ積み立てています(インデックス中心です)。せどりに資金を寝かせれば寝かせるほど、本来NISAで複利が回るはずだったお金が止まってしまいます。50歳で資産5,000万円・週半分労働のセミFIREを目指している身としては、このキャッシュアウトの「機会損失コスト」は無視できません。
だからこそ、単価の高い商品ほど「Keepaで30日販売数が安定して5個以上」「直近の最安値推移が下落トレンドでない」という条件をクリアしてから仕入れるようにしています。
私が今週見送った商品の例
参考までに、今週の仕入れで実際に見送った例を1つ紹介します。
ホームセンターで季節家電のセール在庫があり、店頭価格2,980円・Amazon相場5,800円で利益率は計算上25%ありました。一見すると基準1も基準3もクリアしています。
ただKeepaを開くと、直近30日の販売数が1個、過去90日でも累計8個でした。基準2にひっかかります。仮に5個仕入れても、売り切るまでに2か月以上かかる可能性が高く、FBA保管料と資金拘束でほぼ利益が消える計算でした。これは見送りました。
「利益率」と「単価差」だけ見ると魅力的に見える商品ほど、回転率の裏取りが効きます。
まとめ
GW期間中の仕入れは、勢いに任せず3つの基準で「買わない判断」をする方が、年間トータルの利益率を守れます。
- 利益率20%を切る商品は原則仕入れない
- Keepaで直近30日販売数が2個以下なら見送る
- 1個3,000円以上のキャッシュアウトは回転率の裏取りをしてから
仕入れの楽しさは「買った時」に来ますが、せどりの利益は「売れた後」にしか確定しません。GW明けに在庫を抱えて慌てないために、今日からこの3つの基準でブレーキを意識してみてください。
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