
毎月¥20,000。年間にすると**¥240,000**です。
それだけの保険料を何年も払い続けていましたが、見直した結果、月¥5,000まで圧縮できました。年間¥180,000の節約になります。
ただ、一番しんどかったのは「保険料が高い」という事実に気づくことではありませんでした。一番しんどかったのは、母の知り合いの保険屋さんに「解約したい」と伝えることでした。
副業せどり8年目のhiroです。今回は、保険見直しの実体験を包み隠さずお伝えします。
なぜ月¥20,000も払っていたのか
社会人になってしばらくした頃、母から「保険、ちゃんと入っておきなよ」と言われました。紹介されたのが母の知り合いの保険担当者で、言われるがまま複数の保険に加入しました。
内訳は、生命保険・医療保険・貯蓄型の保険など複数の商品が重なった構成でした。当時は保険の仕組みをほとんど理解しておらず、「よくわからないけど、ちゃんとした人に任せているから大丈夫」という感覚でそのまま払い続けていました。
毎月¥20,000という金額は、当時の私にとって「まあそんなものか」と思える範囲でした。家計に占める保険料の割合がどれほど大きいかを、真剣に考えたことがなかったのです。
お金の勉強で気づいた『貯蓄保険の不要さ』
数年前から、NISAやiDeCoをきっかけにお金の勉強を始めました。本やネット記事を読み進める中で、保険について一つの結論に辿り着きます。
「貯蓄型保険は、保険と貯蓄を一つにまとめた商品で、どちらも中途半端になりやすい」

保険は「もしものときの保障」に徹するべきで、資産形成は別の手段(NISAなど)で行う方が効率的という考え方です。私が入っていた貯蓄型保険は、保険料の一部が積み立てに回る仕組みでしたが、利回りは低く、解約すると元本割れのリスクもありました。
「これ、必要なかったんだ」と気づいたとき、次の壁が立ちはだかりました。
見直しを切り出すしんどさ——『母のしがらみ』
問題は、担当者が母の知り合いだという点でした。
単なる契約関係であれば、解約の連絡も淡々とできます。しかし相手は母を通じた人間関係のある方で、「解約したい」と言えば母の耳にも入るかもしれない。「せっかく紹介してもらったのに」という気まずさが先に立ち、何ヶ月も先延ばしにしていました。

母に先に話しておくべきか、それとも直接担当者に連絡すべきか。考えれば考えるほど行動できなくなっていきました。
最終的には、家計の数字を具体的に出して母に説明しました。「年間¥180,000の差になる。将来のことを考えると見直したい」と伝えると、母も納得してくれました。しがらみを断ち切るには、感情論ではなく数字で話すことが有効でした。
保険屋さんとの『引き止めの応酬』
担当者への連絡は、想像以上に消耗しました。
最初の電話で解約の意思を伝えると、「一度お会いして話しましょう」と言われました。面談では代替プランをいくつか提示され、「今解約すると損になります」「掛け捨てに変えるより、このまま続けた方がお得です」と次々と説得が続きます。
一度断っても、数日後にまた電話がかかってきます。「先日お話した件ですが……」と、別の提案を持ってくる。こちらの意思は変わっていないのに、同じやり取りが繰り返されました。

最終的に解約手続きまでこぎつけるまで、精神的に本当に疲れました。電話のたびに気持ちが重くなり、後回しにしたくなる気持ちと戦いました。
学んだコツ——カスタマーセンターを使う
今回の見直しでひとつ大きな学びがありました。
保険担当者を挟むととてもエネルギーを使うので、解約する場合などは、カスタマーセンター(保険会社のコールセンター)に直接連絡するのが効率的です。担当者を経由しないので、無駄な引き止めや別商品の売り付けを防ぎやすくなります。
もし担当者経由でしか手続きできないと言われた場合でも、「他社への乗り換えではなく、純粋に契約内容を見直したい」と冷静に伝え、書面でのやり取りに切り替えるのも一つの方法です。
「電話に出るのがしんどい」と感じる方は、解約手続きの書類請求からまず始めるとハードルが下がります。
見直し後の保険構成
紆余曲折ありましたが、最終的に保険を整理して月¥5,000程度に圧縮しました。
残したのは、掛け捨ての医療保険と必要最低限の生命保険です。貯蓄機能のある商品はすべて解約し、資産形成はNISAとiDeCoに一本化しました。
「保険で貯める」をやめ、「保険はリスク対策に徹する」という考え方に切り替えた結果です。
完璧じゃない、でも『これでよかった』と思える理由
見直し後の保険構成が100点かというと、そうは思っていません。もっと詳しく比較すれば、さらに保険料を下げられたかもしれません。
それでも「これでよかった」と思える理由は、行動したからです。
先延ばしにしていた期間も保険料は毎月引き落とされていました。完璧なプランを探して半年悩むより、今ある情報で動いて月¥5,000に下げる方が、長い目で見れば正解でした。
「完璧な見直し」より「今すぐ動ける見直し」の方が大事だと、この経験で実感しています。
同じ悩みを抱えている方へ
保険の見直しを躊躇している方の多くは、私と同じように「しがらみ」を抱えているのではないかと思います。
担当者が知り合いだから言いにくい。家族が紹介してくれた人だから断りにくい。そういう感情は自然なことです。
ただ、しがらみのために年間数十万円を払い続ける必要はありません。数字を整理して、家族に事前に話す。その一手間で、意外とスムーズに動けるケースは多いです。
保険の内容が自分のライフスタイルに合っているかどうか、一度立ち止まって確認することをお勧めします。
