物販副業を8年やっているhiroです。
昨日の記事では「寝かせ在庫」という上級テクニックを紹介しました。今日はその真逆——「まだ始めたばかりで何をすればいいか分からない」という方向けの話です。
8年やってきた今、あの頃の自分に「これだけは最初の1年でやっておけ」と伝えるとしたら、答えは3つに絞れます。難しい話ではありません。でもこの3つを最初の1年でやるかやらないかで、2年目・3年目の成果が全然変わります。
💡 副業で月3万〜5万を目指す層に最も刺さる記事です。「何から始めるか」に迷っているなら、まずこの3つだけやれば十分。

① 仕入れルートを「2〜3か所」に固定して、回転数の体験を積む

最初の1年で一番やってよかったのは、仕入れ先を2〜3か所に絞ったことです。
よくある失敗が「どこで仕入れるかをずっと迷い続ける」こと。ハードオフ、ブックオフ、ドンキ、メルカリ、楽天…選択肢が多すぎて毎回ゼロからリサーチしてしまい、「何となく回ったけど何も買えなかった」という日が続きます。
最初の1年は**「どこで・どう動くか」の体験回数**がすべてです。
私が1年目に固定していたのは以下の3か所でした:
- 近所のハードオフ(週1回必ず回る・家電・おもちゃコーナー中心)
- 市内の古本チェーン2店舗(駐車場が広くて子連れでも入りやすい場所)
- Amazonのアウトレット・タイムセール(電脳せどりとして月数回)
この3か所だけ、と決めたことで「先週と今週の比較」ができるようになりました。「あのコーナーは動いたな」「この棚は常に在庫がある=売れ筋ではない」という勘所が育ちます。
初月はたとえ10品しか売れなくても、「1品売れた」体験を早く積むことが最優先です。これが次の仕入れへの確信になるからです。
広げすぎると体験の密度が下がります。最初は狭く・深く。
② KeepaとプライスターでAmazon相場を「感覚」から「数字」に変える

「ツール代がもったいない」と思って契約を後回しにする人が多いですが、これが一番の遠回りです。
私は始めて最初の1か月でKeepaを契約しました。今振り返ると、これが最大の正解でした。
Keepaで「過去の相場」が見える
Keepa は、AmazonのASINごとに「価格推移」と「ランキング推移」をグラフで表示してくれるツールです(月額約2,200円・€15程度)。
「今この商品がいくらか」ではなく、「過去3か月でどう動いたか」が分かるのが核心です。これにより:
- 相場が右肩下がりのジャンルに飛びつかなくなる
- 季節的に高騰するタイミングを事前に把握できる
- 売れなかった理由が「価格」なのか「ランキング(需要不足)」なのか切り分けられる
勘で「これ売れそう」と仕入れるのと、Keepaで「過去6か月売れ続けている」を確認して仕入れるのでは、リスクの質がまったく違います。
プライスターで「自動化」する
プライスター は、Amazon出品者向けの管理ツールです。
主な機能:
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 自動価格追随 | ライバルが値下げすると自動で追随・上限下限設定可 |
| 利益計算 | FBA手数料・仕入原価を引いた純利益を自動計算 |
| 在庫管理 | 在庫数・回転率を一覧で管理 |
| 価格変動通知 | 相場が急変したらLINE通知 |
1年目は「手動でこまめに価格を見て更新する」をやりがちですが、それをやっている時間は本来「仕入れリサーチ」に使うべき時間です。自動化ツールを早めに入れることで、副業の時間効率が根本から変わります。
この2つのツールを入れると、「感覚仕入れ」から「データ仕入れ」に変わります。
③ 最初から経費・仕入・売上を記録して確定申告に備える

3つ目は経理・記録です。これが「最初からやっておけばよかった」と後悔する人が一番多いポイントです。
私の周りでも「1年目は記録してなくて、確定申告のとき領収書を探し回った」「送料がいくらかかったか全然わからなかった」という話はよく聞きます。
副業の確定申告は「記録の精度」が命
副業で年間20万円を超える利益が出ると確定申告が必要になります(給与以外の所得が20万超)。このとき問われるのは「いくら稼いだか」だけではなく、**「正当な経費をいくら使ったか」**です。
経費が証明できれば課税所得が減る。つまり正しく記録するほど節税になります。
主な経費カテゴリ:
| 費目 | 内容例 |
|---|---|
| 仕入原価 | 商品購入費(レシート・領収書を保存) |
| 梱包資材 | ダンボール・プチプチ・OPPテープ・宛名ラベル |
| 交通費 | 仕入れ店舗への移動(ガソリン代・高速代・電車賃) |
| 通信費 | Keepa月額・プライスター月額・スマホ代の一部 |
| 送料 | ゆうパケット・ヤマトの配送料・FBA納品送料 |
ツールはExcelでもfreeeでもOK
1年目はExcelで十分です。「日付・商品名・仕入れ値・売値・手数料・送料・純利益」の列を作って入力するだけ。
慣れてきたら freee や マネーフォワードクラウド に移行すると、自動連携(Amazon・メルカリ)もできて楽になります。
大事なのは「毎週末に10分記録する」習慣だけです。
まとめ:最初の1年は「基礎の型」を作る期間

3つを改めて整理します。
| やること | 主な効果 |
|---|---|
| 仕入れルートを2〜3か所に固定する | 比較軸が生まれ、回転数の体験が積める |
| KeepaとプライスターでAmazon相場を数字で管理する | 感覚仕入れを卒業・時間を自動化で取り戻す |
| 経費・仕入・売上を最初から記録する | 確定申告がスムーズ・節税にもつながる |
これを最初の1年でやった人と、やらなかった人では、2年目の伸び方が大きく変わります。
「難しいことをしよう」ではなく、「基礎の型を早く作ろう」——これが8年やってきた私の一番の結論です。
今日から始める方も、数か月やっている方も、この3つをチェックリストとして使ってみてください。
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