楽天お買い物マラソン、ちゃんと使えていますか?

「10店舗で買い回りするやつでしょ?」という認識はあっても、「なんとなく参加」と「本気参加」では月に数千円〜1万円以上の差が出ます。年間に換算すると、普通に無視できない金額になります。

私は岡山県在住、消防士・救急救命士として公務員20年目を続けながら、副業せどりを8年やってきました。累計利益は1,000万円を超えています。楽天は仕入れでも日用品でも使い倒しているプラットフォームで、マラソンのたびに買い回りを最適化してきた結果、楽天関連だけで年間10万円超相当のポイントを獲得するのが普通になっています。

この記事では、私が実際にやっている設定・買い回りリスト・失敗パターンを丸ごと公開します。せどりをやっていない一般家庭にも使えるので、そのままコピーして使ってください。

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お買い物マラソンの基本構造をおさらい

まず仕組みを正確に理解しておきましょう。「知ってるよ」という方も、意外と細部を把握していないことがあります。

開催頻度と期間

お買い物マラソンは月に1回程度、期間は**約1週間(7〜10日間)**で開催されます。年によっては月2回開催されることもあり、GW・お盆・年末年始前後は特に頻度が上がる傾向があります。ショップ買い回りを集中させるタイミングとして、カレンダーに入れておくのがおすすめです。

「1店舗ごとに還元率が上がる」仕組み

マラソンの核心はここです。

買い回り店舗数 上乗せ倍率
1店舗 +0倍(変化なし)
2店舗目 +1倍
3店舗目 +2倍
4店舗目 +3倍
10店舗目 +9倍

1店舗で1,000円以上(税込)の買い物をすると「1店舗カウント」になります。10店舗買い回ると+9倍の上乗せで、合計ポイント倍率は最大10倍に達します。

ポイント倍率に上限があること、ポイントが付与されるのは対象商品だけであること、など細かい条件は公式ページで確認してください。ただ基本構造として**「10店舗回るほど得する」は確実**です。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)との積み重ね

マラソンの+9倍は「SPUに上乗せ」されます。SPU自体がすでに8倍・10倍になっていれば、マラソン中の買い物は最大で20倍近いポイントがつく計算になります。

「SPUとマラソンを別々に考える人」は損しています。両方を一緒に最大化するのが正解です。

SPUを最大化するための「常時設定」

マラソン中だけ頑張っても上限があります。普段からSPUを積み上げておくことで、マラソンの恩恵が何倍にもなります。

私の現在のSPU設定(2026年4月実測:8.3倍)

サービス 倍率 メモ
楽天会員(基本) +1倍 全員自動適用
楽天ゴールドカード(通常+特典分) +2倍 メインクレカ
楽天モバイル +4倍 サブ回線として月額維持
楽天銀行+楽天カード引落し +0.3倍 カード引落し連携
楽天証券 投資信託(月3万積立) +0.5倍 NISA・iDeCo連動(楽天証券)
楽天ラクマ(月販売&発送) +0.5倍 不要品処分+SPU両取り
合計 +8.3倍 2026年4月時点の実測値

現在SPUだけで常時8.3倍(2026年4月時点)を確保しています。マラソン参加で+9倍が加わり、私がこれまでに記録した最高倍率は12倍前後です。各サービスに月間ポイント上限があるため理論値より低くなりますが、「常時8倍台の底上げ」があるからこそマラソンの恩恵が最大化できます。

使っているがSPU条件が未達のサービス

サービス自体は使っているものの、倍率条件を毎月クリアしているわけではないものも正直に書いておきます。

  • 楽天ビューティー:月1回のヘアカット・美容院予約に使っています。ただし1回3,000円以上という条件が未達のときはSPUに反映されません(条件達成の月は+1倍加算)。
  • 楽天Kobo:自己啓発本や投資系の本を電子書籍で購入。月3,000円以上で+0.5倍加算ですが、達成月にばらつきあり。
  • 楽天ブックス:子どもの絵本や参考書をマラソン中にまとめ買い(1注文1,000円以上・税込が条件)。SPU対象ではなく、買い回りの店舗カウント用の位置づけです。

優先度の高いSPUから設定する

一気に全部やる必要はありません。以下の順番で段階的に設定するのがおすすめです。

最優先(今すぐやるべき)

楽天カードの発行が最初のステップです。年会費無料のカードで、楽天市場での還元率が+2倍になります。楽天を使うならカードなしは完全に損です。私はメインクレカとして楽天ゴールドカードを使っています。まずは無料の楽天カードから始めて、利用頻度が上がってきたらゴールドへのアップグレードを検討してみてください。

次の優先度(月1,000〜2,000円の節約感覚で判断)

楽天モバイルは+4倍と倍率が高い。ただし「通信品質が自分の生活エリアで十分か」を確認してから乗り換えてください。私はソフトバンクをメイン回線に維持しながら、楽天モバイルをサブ回線(ポイント稼ぎ・家庭用)として併用しています。フル乗り換えが不安な方は、まずサブ運用から試す方法もあります。

楽天銀行は口座開設だけで条件を達成できます。メインバンクにしなくていいので、楽天カードの引き落とし口座に設定するだけでOK。

余裕があれば

楽天証券での積立投資は、ポイントが上乗せされるうえに投資にもなるので一石二鳥です。私はNISA・iDeCoを楽天証券で積み立てており、月3万円の投資信託積立でSPU+0.5倍を確保しています。不要品の整理を兼ねて楽天ラクマで月数点を出品・販売しています。断捨離とSPU+0.5倍を同時に進められるのが気に入っています。また、買い物のタイミングを週1回まとめる習慣にすると、ポイント還元イベントと重ねやすくなります。

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買い回り10店舗の「鉄板ラインナップ」

マラソンのたびに「さあ10店舗どうしよう」と悩む必要はありません。年間を通して使い回せる店舗リストを固定してしまうのが一番効率的です。

私の実際の10店舗リスト(年間固定)

①ふるさと納税(後述で詳しく説明)

マラソン中の最優先店舗です。還元が乗った状態で寄附できるので、毎回必ず入れています。

②楽天ブックス

1注文1,000円(税込)以上でカウントされます。私は子どもの絵本・教材や問題集をここでまとめ買いしています。楽天ブックスは対象商品が送料無料なので、1,000円台の書籍でカウントを取りやすく、無駄遣いになりにくいのが魅力です。

③楽天Kobo(電子書籍)

自己啓発本やせどり・投資系の本を電子書籍で買っています。楽天ブックスとKoboで別店舗カウントになるので、両方使えば2店舗確定です。

④楽天ファッション(アウトレット含む)

子どもの服や妻の小物をここで買います。日用品と違って「まとめて年に数回買う」タイミングをマラソン中に合わせています。

⑤楽天市場 公式ショップ(日用品)

花王・P&Gなどのメーカー直営店。洗剤・ティッシュ・シャンプーのストックをまとめ買い。単価が高くなるので1注文で条件をクリアしやすいです。

⑥楽天24(ヘルスケア・日用品)

医薬品・衛生用品・ベビー用品など。市販薬や体温計の予備などをここで補充します。

⑦楽天市場のペット用品店

我が家はペットがいませんが、代わりにキャンプ・アウトドア用品の専門店で消耗品を補充します。テントやタープは定期購入しないので、ロープやペグなど安価な消耗品を分散させます。

⑧食料品専門店(産直・お取り寄せ)

地方の食材・お取り寄せグルメ。妻が料理好きなので、調味料や乾物のまとめ買いに使います。1,000円以上の送料無料ラインをしっかり確認してから注文します。

⑨楽天トラベル(クーポン活用)

旅行の予定がなくても、日帰り温泉やレストランの予約でカウントできます。年に1〜2回の家族旅行はマラソン中に予約を入れるようにしています。

⑩楽天ゴルフ or 楽天スポーツ

ゴルフはやっていませんが、フィットネス・スポーツ用品をここで補充します。子どもの習い事(水泳・球技)に使うグッズをここで。

この10店舗は毎回ほぼ同じです。悩む時間がゼロになるので、マラソン開始日当日に1時間以内で買い回り完了できます。

ふるさと納税はマラソン中に集中させる理由

ふるさと納税は1年中いつでもできます。でも私はほぼすべてのふるさと納税を楽天ふるさと納税(楽天市場内)でマラソン期間中に集中させています。

楽天ふるさと納税は1,000円以上の寄附が買い回りの1店舗としてカウントされます。ふるさと納税で返礼品を受け取りながら、同時にマラソンの店舗数も稼げる一石二鳥の使い方です。

ポイント還元が乗った状態で寄附できる

楽天市場内でそのまま寄附できるので、SPU倍率もマラソン倍率もそのまま乗ります。通常日(SPUのみ)に比べて、マラソン中はポイントの受け取り方が変わってきます。

ただし、マラソンのポイントアップ分には**付与上限(7,000ポイント)**があります。高額のふるさと納税でも上限を超えた分は付与されません。寄附のタイミングを複数回に分散させることも選択肢に入れておくと良いです。

3人の子持ちのふるさと納税、実際に何を頼むか

子ども3人いると食費がかかります。うちのふるさと納税は食料品が中心です。

  • 肉(牛・豚・鶏):冷凍で届くので保存がきく。家族が多いので消費も早い
  • みかん:子どもがよく食べるので毎年定番。箱買いでコスパが良い
  • 干し芋:日持ちがするので便利。おやつ代わりに重宝しています
  • 漬物:ご飯のお供として定番。食卓に常備しています

ワンストップ特例制度(会社員・公務員向けで確定申告不要)の申請を忘れずに。私は公務員なのでワンストップを使っています。寄附先が6自治体以上になる場合は確定申告に切り替わります。

「お得に見えて損」なパターン3つ

8年やってきて、これで失敗した人を何度も見ています。自分もやらかしたことがあります。

①送料で還元が消えるパターン

楽天市場は「送料無料」と「有料」が混在しています。1,000円の商品を頼んで送料600円取られると、実質1,600円の支払いで何かを買っていることになります。

鉄則は「送料無料ラインを必ず確認」。3,980円以上で送料無料のショップに、1,000円の商品だけ入れてカウントを取ろうとすると必ず失敗します。同じショップで3,980円以上になるようまとめ買いするか、最初から送料無料の商品を選ぶ。

②実は定価より高い「セール価格」問題

マラソン中に「セール!20%オフ!」と書いてあっても、普段から同じ価格で売っているケースがあります。楽天に限らず、ECサイト全般でよく見られます。

確認方法は2つ。

  • Keepa(Amazonの価格履歴ツール)で同じ商品がAmazonにあれば過去価格を確認
  • 価格.comでECサイト横断の最安値チェック

せどりをやっているとこの感覚が染み付きますが、一般の買い物でも「本当に安い?」を確認する癖をつけると損しにくくなります。

③ポイントの失効(実体験)

これは私自身が1度やらかしています。マラソンで大量に獲得したポイントを有効期限切れで消失させました。額は正確に覚えていませんが3,000〜4,000ポイント程度。当時は「あー、もったいなかった」で済みましたが、高額ポイントを持っている人は本当に注意です。

楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。

  • 通常ポイント:最後にポイントを獲得した月を含めた1年間が有効期限。継続的に楽天で買い物をしていれば実質無期限に延長されます。ただし期間限定ポイントの獲得では有効期限は延長されません
  • 期間限定ポイント:キャンペーンごとに期限が設定されています。お買い物マラソンやSPUで付与されるポイントは付与月の翌月末までが多いですが、キャンペーンによっては月中(15日など)や付与から数週間以内など短いものも存在します

特に期間限定ポイントの失効がもったいない。ポイント画面で「期限切れ予定ポイント」欄を月1回はチェックし、期限前に消費する習慣を作りましょう。

クーポン・スタンプカードとの組み合わせ

ポイント倍率の積み上げに加えて、クーポンも活用すると実質還元率がさらに上がります。

マラソン中に配布される期間限定クーポン

マラソン開催中は「楽天スーパークーポン」が配布されます。5%オフ・10%オフなどのクーポンが期間限定で出てくるので、ポイント倍率×クーポン割引の組み合わせが一番お得です。

クーポンの探し方:楽天市場アプリ→「クーポン」タブから確認できます。カテゴリ別・ショップ別に整理されているので、自分が買いたいカテゴリで使えるクーポンを事前にチェックしてから注文するのが効率的です。

ショップ独自クーポン

個々のショップも独自にクーポンを発行していることがあります。商品ページ下部や「お気に入り登録で割引」の案内を見落とさないように。私は買いたいショップのページを事前に開いて、クーポンを先に取得してから注文しています。

楽天スタンプカード

一部のショップでは、スタンプカード形式のポイント還元を実施しています。継続的に使うショップのスタンプカードを押さえておくと、長期的に見て追加還元が積み上がります。

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楽天のポイント運用・投資への活用

貯まったポイントを現金のように使うだけでは、もったいないと思っています。

楽天証券でポイント投資

楽天証券では、楽天ポイントを使って投資信託や米国株式ETFを購入できます。

毎月貯まったポイントを証券口座の積立投資に回すと、月3,000〜5,000ポイント規模なら現金を使わずに投資できます。私も貯まったポイントを積立に充当しています。「ポイントが消える前に使いきる」のではなく「ポイントを資産に変える」感覚は、投資を長く続けるモチベーションにもなります。

ポイントで米国ETFを購入する

楽天証券では米国ETF(VOO・VTIなど)もポイントで購入できます。少額からでも買えるので、「まず1口だけポイントで買ってみる」というエントリー体験に使いやすいです。

私が副業の目標のひとつに「50歳FIRE」を掲げているので、ポイントといえど投資に回す意識は早い段階から持っておいた方が良いと考えています。

ポイント運用(ポイントだけで運用)

証券口座なしでもポイント運用ができます。楽天ポイントをアクティブコース・バランスコースで運用するイメージです。投資信託とは違い、実際の資産にはなりませんが、「ポイントを少し増やしながら使う」感覚で試してみるのも悪くありません。

まとめ:楽天で年間いくら得しているか

正直な数字をお伝えします。

楽天関連(ポイント獲得)の年間実績:

  • 通常SPU分(カード・モバイル・銀行等):年間約50,000〜60,000ポイント
  • マラソン買い回り分:年間約30,000〜40,000ポイント
  • ふるさと納税マラソン集中分:年間約20,000〜30,000ポイント
  • その他(クーポン・スタンプ等):年間約10,000ポイント程度

合計で年間10〜14万ポイント前後。ポイントをフル活用すると、生活費の一部・投資・日用品への充当で実質的に年間10万円以上節約している計算になります。

マラソンに「本気参加」するようになってから、月あたりのポイント獲得量は約2倍になりました。特に大きかったのはSPU整備とふるさと納税の集中化です。この2つだけでも今すぐやる価値があります。

楽天のポイントエコシステムは「使い続けるほど効率が上がる」仕組みです。一度設定してしまえばあとは半自動で還元が積み上がるので、最初だけ少し手間をかける価値は十分にあります。

次回は「楽天スーパーSALEとマラソンの違い・使い分け」について書く予定です。マラソンとSALEを混同している方が多いので、それぞれの構造と最適な使い方を整理します。


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