時間術②「出品・梱包は当直前の朝」に固める
仕入れた商品を眠らせておくのは、副業の大敵です。在庫回転率が落ちれば、当然利益も落ちる。
私が実践しているのは「勤務日の朝6時〜8時の2時間を出品作業に充てる」ルールです。
24時間勤務に入る前日の夜には梱包まで終わらせておきます。翌朝は出品作業だけに集中できる状態を作る。「今日発送できる在庫をゼロにしてから職場へ向かう」というルールを自分に課しています。
これ、地味に重要です。
Amazonのマーケットプレイスやメルカリでは、発送速度が評価に直結します。「翌日発送」の実績を積み上げることで、検索表示の優先度も上がるし、購入者からの信頼も増す。副業を長く続けるための信頼資産を、毎朝コツコツ積んでいる感覚です。
梱包作業は前日の夜、子どもたちが寝てから1時間程度。出品作業は当日の朝2時間。この分業で、24時間以内の発送を維持できています。
時間術③「勤務日の隙間時間」でリサーチ
消防署の勤務は、隙間時間や休憩時間があります。もちろん、いつ出動になるかわからないので、完全に集中することはできません。でも、スマホ1台でできる「軽めのリサーチ」なら十分できます。
勤務日の隙間時間にやることは主にこの3つです。
- Keepaでの価格推移チェック:気になっている商品の直近3ヶ月の値動きを確認
- Amazon検索での新カテゴリ開拓:まだ仕入れたことのないジャンルを軽く調査
- リピート仕入れ候補のストックリスト更新:過去に利益が出た商品をメモアプリで管理
重要なのは「集中しすぎないバランス」です。
私は消防士・救急救命士として、市民の命を守る仕事をしています。勤務中に副業に熱中して本業が疎かになるのは、プロとして絶対にNG。あくまでも「隙間時間・休憩時間の軽作業」として位置づけています。
10〜20分程度の細切れリサーチ。これだけでも月に数時間の調査時間が生まれます。
時間術④「家族時間を守るための逆算スケジュール」
副業を8年続けられた最大の理由のひとつが、家族との時間を最優先にするルールを守り続けたことだと思っています。
私には子どもが3人います。3人の子ども(中学生・小学生)。この子たちとの時間は、副業の利益より大切です。これは本気でそう思っています。
だから副業のルールをこう決めています。
- 副業作業は「家族が寝てから」か「学校・保育園の時間帯」に限定
- 週末(土日)は副業作業をしない(本業の明け・非番日に集中する)
- 夕食・入浴・就寝の時間帯は絶対に副業を入れない
逆算思考で言うと、「子どもたちと過ごせる時間から埋めていって、残った時間で副業をする」という発想です。副業時間を先に確保して、余った時間で家族と過ごすのではありません。
妻との家事・育児の分担も、物販開始と同時に整理し直しました。妻が個人事業主として物販の中心を担ってくれているので(詳しくは別記事で)、お互いの役割を明確にしながら協力体制を作っています。
「時間がない」と感じる人の多くは、実は優先順位が整理できていないだけなんですよね。
時間術⑤「自動化できることは自動化する」
時間を生み出す最強の手段は、作業そのものをなくすことです。
せどりで最も時間を食うのが「発送作業」です。商品を梱包して、宛名を書いて、郵便局やコンビニに持ち込む。これを毎日やっていたら、時間がいくらあっても足りません。
私はAmazonの**FBA(フルフィルメント by Amazon)**をフル活用しています。商品をAmazonの倉庫に送っておけば、注文が入った瞬間にAmazonが発送してくれます。
FBAには手数料がかかります。商品によっては利益を圧迫することもある。でも、発送の手間がゼロになることの価値は、手数料をはるかに上回ります。
自動化で時間を作っている仕組みはほかにも。
- リピート仕入れ商品のリスト化:過去に利益が出た商品は記録しておき、次回から価格確認だけで仕入れを判断。毎回ゼロからリサーチしない。
- 価格アラートツールの活用:Keepaのアラート機能を設定しておくと、設定した価格まで下がった時点でメール通知が来る。張り付いて監視しなくていい。
- 出品・価格改定の自動化(プライスター):価格改定を自動化すると、出品後の管理工数が劇的に減る。私はプライスターを使って価格調整を自動化しており、「出品したら放置で売れる」体制の核になっている。
- テンプレート文の作成:購入者へのメッセージ、問い合わせ対応など、定型文をあらかじめ用意しておく。
「この作業、毎回やっているな」と気づいたら、自動化か外注化を考えるクセをつけると、作業時間が大幅に減ります。