ゲームショップの棚に中古ゲームソフトが並んでいる。

初めてGEOに仕入れで入った頃は、棚の見方がまったく分かりませんでした。物販8年目のhiroです。

何百本もタイトルが並んでいて、どこから手を付ければいいかさっぱりわからない。最初の1時間は値札を眺めながらスマホをぽちぽち叩くだけで、何も買えずに帰りました。

転機は「ゲオアプリ」と「Keepa」を組み合わせる方法を覚えたとき。今では1時間の巡回で3本を仕入れるのが普通になっています。

この記事では、GEOの棚の攻め方を3ステップで解説します。

💡 GEOは「初心者がリアル店舗せどりを始めるのに向いている店」の筆頭です。仕入れ値が明確で、返品リスクがほぼなく、全国展開で練習の機会が多い。まずここから始めて、棚の読み方を身につけましょう。

なお、具体的な相場・価格は時期や地域によって変わります。本文に出てくる数値は参考例であり、必ずご自身でゲオアプリ・Keepa・メルカリで実際の相場を確認してから仕入れてください。


GEOせどりが初心者に向いている理由——仕入れ値が明確・在庫が豊富・返品リスクが低い

たくさんのゲームが並んだ店舗の棚。

GEOがせどり初心者に向いている理由は3つあります。

理由① 仕入れ値が値札に書いてある

GEOの中古ゲームには必ず価格タグが付いています。電脳せどり(ネット仕入れ)だと送料や手数料を込みで計算しないといけませんが、GEOは「棚の値段=仕入れ値」です。電卓を出すまでもなく、「これを仕入れると粗利がいくら」が即座に分かります。

理由② 全国どこにでもある・在庫量が多い

GEOは全国に約1,000店舗以上展開しています。近くの店に通えば練習回数が増え、棚の読み方が速く身に付きます。また1店舗あたりの在庫量が多いため、同じタイトルを複数本確認できるのも利点です(後述の「複数在庫の法則」につながります)。

理由③ 返品・偽物リスクがほぼゼロ

中古品とはいえGEOが検品して販売しているため、偽物や動作不良のリスクが極めて低い。メルカリやヤフオクで個人から仕入れる場合と比べて、トラブルがほとんど発生しません。

💡 「仕入れ値が読める・在庫が多い・トラブルが少ない」——この3条件は初心者が棚の読み方を学ぶには最高の環境です。最初の3ヶ月はGEOだけで十分。


棚の攻め方Step1——「¥110〜¥550コーナー」から始める理由

スマートフォンでバーコードをスキャンしている手元。

GEOに入ったら、最初に向かうべきは低価格帯コーナー(¥110〜¥550)です。

なぜ低価格帯から始めるのか

GEOの棚は大きく「低価格帯(¥110〜¥550)」「中価格帯(¥660〜¥1,650)」「高価格帯(¥1,760以上)」に分かれています。

価格帯 特徴 初心者向けか
¥110〜¥550 在庫が多い・回転が遅い・仕入れ判断が早い ◎
¥660〜¥1,650 バランスが良いが競合も多い ○
¥1,760以上 粗利額は大きいが判断が難しい △

低価格帯のメリットは、失敗してもダメージが小さいことです。¥110で仕入れたものが売れなくても、損失は小さい。その代わり相場をひとつ覚えるたびに「次はここで判断できる」という経験値が積み上がります。

低価格帯でも利益は出る

例として:

  • GEO棚:¥110(税込)
  • Amazonの相場:¥880前後
  • Amazon手数料(約15%):約¥132
  • 配送料(定形外など):約¥198
  • 粗利:約¥450(利益率 約51%)

これは参考例です。実際に狙うときは必ずKeepaで価格推移を確認し、現在の最安値と売れ行きを見てから判断してください。


棚の攻め方Step2——ゲオアプリ+Keepaで相場を30秒確認する方法

中古ゲームソフトのパッケージが並んでいる。

GEOの棚でゲームを手に取ったら、ゲオアプリとKeepaを組み合わせて30秒で相場を確認するのが基本の動きです。

ステップ① ゲオアプリでバーコードを読む

ゲオアプリにはバーコードスキャン機能があり、ゲームソフトのバーコードを読むと「ゲオの買取価格」が分かります。

ここで注目するのはゲオの買取価格ではなく、「このゲームの型番(JANコード)」です。型番が分かれば次のKeepaでの検索に使えます。

ステップ② KeepaでAmazonの相場グラフを見る

KeepaのサイトかアプリにJANコードを入力すると、Amazonでの価格推移グラフが表示されます。

Keepaで確認する3点:

  1. 直近90日の最安値と最高値:価格の振れ幅を把握する
  2. Amazonの在庫状況:Amazon自体が出品しているか確認(Amazon出品時は相場が下がりやすい)
  3. ランキングの動き:急激に悪化していれば需要が落ちているサイン

商品に付けられた値札・価格タグ。

ステップ③ 利益計算をして仕入れ判断

Keepaで相場を確認したら、簡単な計算で利益を出します。

粗利 = Amazon最安値 × (1 - 手数料率) - 仕入れ値 - 配送料

利益率が30%以上を仕入れの目安にするのがひとつの基準です。ただしこれは目安であり、回転スピード(売れるまでの日数)も必ずKeepaのランキング推移で確認してください。

💡 「仕入れは1秒でも迷ったらやめる」——最初のうちは基準を厳しく設定して、「確実に利益が出る1本」を積み上げていく。感覚で仕入れる前に、まず計算を通す習慣を作るのが先です。

ノートパソコンで価格グラフを確認している。


棚の攻め方Step3——「同タイトル複数本」の棚は値付けが甘い——買い占めの判断基準

仕入れ後の商品が入ったショッピングバッグ。

GEOせどりで重要な法則が「同タイトル複数本の棚は値付けが甘い」です。

なぜ複数在庫は安くなるのか

GEOの値付けロジックは在庫量に連動しています。同じタイトルが棚に3本・5本・10本と残っている場合、GEOとしては「なかなか売れない・需要が低い」と判断して価格を下げます。

ところがAmazonでは需要があるゲームが、GEO棚では大量在庫になっているケースがあります。これが「GEOは需要が読めない商品を代わりに在庫してくれる倉庫」と言われる理由です。

複数在庫タイトルを見つけたときの判断

  1. まず1本だけKeepaで確認する
  2. 相場が仕入れ基準を満たすなら全本まとめて在庫を確認(ダメージがなければ複数買い)
  3. 複数まとめて仕入れると、1本あたりの巡回コスト(移動時間)が下がる

ただし注意点があります。

状況 判断
棚に5本以上残っている 過去にも動かなかった可能性あり→Keepa確認を念入りに
Amazonランキングが悪化中 複数買いは慎重に
GEOの買取価格が低い 全国的に仕入れが集まっている可能性

コインが積み上げられた利益のイメージ。

買い占めは「確認の手間が1本でも10本でも同じ」という点が最大のメリットです。確認コストを分散させるために、まとめ仕入れのチャンスを見逃さないようにしましょう。


AIに中古ゲームのリサーチ基準をまとめてもらった話——チェックリストを印刷して持参

ノートに書かれたチェックリスト。

GEOに通い始めてしばらく経った頃、「棚の前でKeepaを開くたびに同じことを確認している」と気づきました。

確認項目は毎回同じなのに、頭の中で整理されていないから時間がかかる。そこでClaudeにGEOで狙うべき中古ゲームの特徴をまとめてもらい、チェックリストとして印刷して持参するようにしました。

Claudeに頼んだこと

実際にClaude(AI)にこう聞きました。

「GEOで仕入れる中古ゲームを選ぶときのチェックリストを作ってほしい。利益率30%以上・Keepaで確認する3点・複数在庫のときの買い占め判断を含めてほしい」

Claudeが出してくれたのはこんなリストです(一部):

GEO仕入れチェックリスト(店頭用)

□ 仕入れ値を確認した
□ Keepaで直近90日の最安値・最高値を確認した
□ ランキングの動きが安定している(急落していない)
□ Amazon自体が出品していない(または高値で出品中)
□ 利益率30%以上で計算が合う
□ 同タイトルが複数本ある→まとめ買いを検討した
□ 梱包・配送コストを込みで計算した

このリストをA4用紙に印刷してGEOに持参するだけで、棚の前での判断スピードが2倍近く上がりました。頭の中で毎回整理するより、紙に書いてある項目を消化するほうがずっと速い。

レトロゲームのコントローラーとゲームカセット。

「面倒なリサーチ作業」をAIに任せる

チェックリストだけでなく、こんなことにもAIを活用しています。

  • 「GEO低価格帯で狙いやすいジャンルを教えて」→ニッチなシリーズ・廉価版タイトルの特徴をまとめてもらう
  • 「このタイトルの需要が高い理由を教えて」→ゲームの背景知識がないジャンルのリサーチ補助
  • 「GEOとブックオフで仕入れ判断の違いを整理して」→店舗ごとの値付けロジック比較

自分でGoogle検索を繰り返す時間が減り、巡回1時間あたりに確認できる商品の本数が増えました。


まとめ——GEOせどりは「棚の読み方」を覚えればスタートできる

GEOせどりで最初に覚えることは3つだけです。

  1. Step1: 低価格帯コーナー(¥110〜¥550)から始める——失敗ダメージが小さく、経験が積みやすい
  2. Step2: ゲオアプリ+Keepaで30秒相場確認——棚の前で計算を通してから仕入れる
  3. Step3: 複数在庫タイトルをまとめて買う——確認コストが同じなら1本より複数本が合理的

GEOの値付けは在庫量に連動しています。在庫が多いほど安い——この法則を頭に入れておくだけで、棚を見る目が変わります。

最初の1ヶ月は利益の大小より「1本を最後まで正しく回す」ことが大切です。仕入れ→出品→売れた→現金化→次の仕入れ、この小さなサイクルを回した回数が、後で判断スピードに変わります。


❓ この記事を読んで「もっとお得に買いたい」と思ったら—— Pricetar(プライスター)で、今すぐお得な商品を見つけよう。 売れ筋ランキング・タイムセール・ポイント還元を一括チェックできます。