家電量販店のPS5ソフト売り場に、ゲームソフトがずらりと並んでいる棚。

「安い!」と思った瞬間に、手が出そうになりました。hiroです。

エディオンの超特価コーナーで、RAIDOU Remastered: 超力兵団奇譚(PS5)が定価¥6,578→税込¥2,580(60%引)で並んでいました。仕入れ目線だと、かなり安い。でも結論から言うと、買わなかったです。今回から、せどりで「買わなかった判断」を記録する新シリーズを始めます。

💡 安い=仕入れ、ではない。「安い」の後ろに「誰に・いつ・いくらで売り切るか」の出口が描けるかどうかで決める。出口が描けないなら、買わないのも立派な利益の守り方。数値は2026年9月時点でhiroが確認した店頭の値札とKeepaの実データです。

なお、この記事の数字は店頭の値札とこのKeepa画面で確認できたものだけです。ここにない数字を新しく計算したりはしません。


1. 現場:エディオンで見つけた瞬間

店頭に並ぶPS5用ゲームソフトRAIDOU Remasteredのパッケージ。

値札は定価¥6,578が税込¥2,580、60%引。ふだんより明らかに安い1本です。こういうとき、頭の中では「これは仕入れだ」という声が先に走ります。¥2,580で仕入れてAmazonで¥4,445なら、ぱっと見は粗利が出そうに見えます。

でも、店頭の安さは、まだ「入口」の話です。せどりで利益になるのは、売り切って現金になった瞬間です。そこで、その場でスマホを開いてKeepaを見ました。


2. Keepa解析:3つのチェック

KeepaのRAIDOU Remastered PS5の価格履歴チャート。Buy Box、Amazon本体、新品、中古の価格が表示されている。

私が出口を見るときのチェックは、次の3つです。

チェック1:Buy Boxを誰が持っているか

画面上部の現在価格は、Buy Box ¥4,445、Amazon本体 ¥4,445、新品 ¥3,780、中古 ¥2,960でした。Buy BoxとAmazon本体が同じ価格、つまりAmazon本体がBuy Boxを持っている状態です。ここに自分が出品すると、同じ価格以下で並ぶか、より安く出すかの選択になります。

チェック2:回転(売れ筋ランキング)

Keepaの売れ筋ランキング、月間販売数、新品・中古の出品数を示すグラフ。

ゲームカテゴリの売れ筋ランキングは、現在#539、90日平均#635、365日平均#555。ゲームソフトの中では現在#187、90日平均#179、365日平均#129でした。ゲームは27ドロップ/月、月間販売数のラインは50前後。レビューは4.3(154件)、トラッキングしている人は10人です。

回転は悪くありません。ただ、これは「売れる商品」であると同時に、「みんなが売りたくなる商品」でもあるということです。

チェック3:出品者の数と、Amazon本体の在庫

KeepaのバリエーションタブでPS5版などの機種別のBuy BoxとAmazon価格の履歴を並べた表。

KeepaのバリエーションタブでPS5版のASINとEANなどを機種別に並べた表。

Amazon本体の在庫があり、価格は動いています。新品の出品数は今は少ない側ですが、回転がそこそこ良い商品は、出品者が後から増えやすい。これが私の読みでした。機種ごとにASINが分かれているので、PS5版(B0F2RN18WD)の型番一致も、ここで確認できます。


3. なぜ買わなかったか:出口が描けなかった

緑がかった背景の前で、手にゲームコントローラーを持っている。

仕入れ¥2,580に対してBuy Boxは¥4,445。この瞬間の見かけの粗利は、決して薄くありません。それでも買わなかったのは、その粗利が出口まで残らないと読んだからです。理由は3つ。

  1. Amazon本体が¥4,445で在庫あり=値崩れ前提:カートを持つ本体が在庫を持っている商品は、こちらが高値のまま売り抜けるのが難しい
  2. 新品最安はすでに¥3,780。出品者が増えればここへ寄る:回転がそこそこ良い商品は出品者が後から増えやすく、価格は新品最安(¥3,780)方向へ下がる。¥3,780まで下がれば、手数料を引いた手残りは一気に薄くなる
  3. #539・27ドロップ/月の回転では、高値のうちに売り切れない:売れ行きはそこそこでも、自分の在庫を値崩れ前にさばける保証がない

つまり、仕入れ値は安いが「出口で粗利が溶ける」。見かけの粗利に飛びつかない——これが見送りの核心です。出口設計とは、誰に・いつ・いくらで売り切るかを、買う前に決めること。ここが曖昧なまま「安いから」で買うと、在庫が寝て、資金も止まります。


4. 【節約】買わない判断は、損失回避という利益

木の机の上に置かれた白いゲームコントローラー。

節約というと、使わないことのように聞こえます。でもせどりでは、買わなかった分だけ、失敗の可能性を減らしたとも言えます。見送った案件は、帳簿には載りません。それでも、出口で粗利が溶ける在庫を抱えて資金が寝るリスクを避けたという意味で、利益と同じ価値があると考えています。

5. 【攻める】安い+出口設計で判断する

赤い布の上に置かれた、白いゲームコントローラー。

副業として攻めるなら、「安いかどうか」ではなく、「安い+出口設計」の2点セットで見ます。独占状態を取れた例はAmazonうれた#12のDAIKO、競争の中で回しきった例は#11のREGZAにまとめています。どちらも、買う前に出口が見えていた案件です。

6. 【増やす】資金は、確実に回る商品へ

灰色の背景の前に立てかけられた白いゲームコントローラー。

資金を薄利で寝かせるより、確実に回る商品へ回すほうが、手元のお金は増えやすいです。月末月初に資金をどう点検しているかは、9月の回収点検に書きました。


まとめ:安いの後ろに、出口を見る

  • 店頭:エディオンでRAIDOU Remastered PS5が定価¥6,578→税込¥2,580(60%引)
  • Keepaの現在値:Buy Box ¥4,445/Amazon本体 ¥4,445/新品 ¥3,780/中古 ¥2,960
  • 回転:ゲーム#539(90日平均#635・365日平均#555)/27ドロップ/月
  • 判断:仕入れは安いが、Amazon本体在庫+出品者増+回転から「出口で粗利が溶ける」と読み見送り

今回は、「買わなかった」ことをきちんと記録に残しました。このシリーズでは、見送った理由もそのまま残していきます。

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