
物販の副業を8年やってきましたが、この日ほど「やっていてよかった」と思った時間はなかったかもしれません。hiroです。
ある連休の日曜の朝、私は地元のカフェで、メルカリ初心者向けの小さなオフ会を開きました。所属している副業コミュニティのつながりで、「フリマに興味はあるけれど一歩が踏み出せない」という方に向けた、ゆるい相談会です。結論から言うと、来てくれたのはおひとりだけ。でも——それで、本当に良かったと思っています。今日はその体験記を、副業のリアル体験記シリーズの第1弾として書きます。
💡 1対1だからこそ、相手の悩みを深く聞けて、その場で一緒に手を動かせる。「なるほど、そんなことができるんですね」の一言が、こんなに嬉しいものだとは思わなかった。稼ぐこととは別に、副業には『伝える喜び』という次のやりがいがある。
なお、この記事に出てくる金額や相場は当時のもので、フリマの相場は時期・状態で変わります。リンク先の商品の価格・在庫も変動しますので、最新は各ページでご確認ください。
1. 日曜の朝、地元のカフェに1人だけ来てくれた

連休の中日、朝のカフェ。正直に言えば、募集をかけたときは「何人来てくれるかな」とそわそわしていました。フタを開けてみたら、参加はおひとり。
でも、席に着いて話し始めてすぐ、「1人で良かったかもしれない」と思い直しました。大人数のセミナーだと、どうしても『みんなに向けた一般論』になってしまう。おひとりなら、その方の悩みを、その方の持ち物を見ながら、具体的に一緒に考えられる。これは1対1にしかできないことでした。
2. 参加してくれた方のこと

来てくださったのは、60代の女性の方。細身で黒髪、紫のTシャツにデニムというスポーティな出で立ちで、とても60代とは思えないほど若々しく、はつらつとした印象の方でした。旦那さんとお子さんのご家族で、お子さんはすでに社会人として独立され、実家も出ているとのこと。旦那さんもご自身の生活をしっかり営まれていて、今はご本人が自由で楽しそうな暮らしを送られている——そんな空気が言葉の端々から伝わってきました。
ご相談の中心は、「事業として本格的に稼ぎたいわけではない」ということ。そうではなく、
- 自宅の不要品を販売していきたい
- でも、「物が捨てられない」ことに悩んでいる
- どうせ手放すなら、処分する過程で少しでもお金になれば嬉しい
——という、とても等身大の動機でした。手元にある不用品を具体的にうかがうと、
- お子さんが小さい頃に買った100均の付箋(半分ほど使って、半分残っている)
- 小学生向けの価格帯の文房具や雑貨が、たくさん
- お子さんの服
- ご自分が買って、もう使っていない物
「これ、売れるものなんでしょうか?」——そんな素朴な問いから、この日は始まりました。
3. その場で一緒に考えたこと

A. 細かい物は「まとめ売り」にする
半分使った付箋や小さな文具を1点ずつ出品するのは、正直しんどい。手間ばかりかかって、心が折れてしまいます。そこで提案したのがまとめ売りでした。
具体的にはこうです。100均で買ったような小物を100点ほど、床にガサッと並べる。 その全体を1枚で撮り、さらに細部がわかる詳細写真を20枚ほど。それを「文具・雑貨まとめて100点」として、¥2,000ほどで出品する。1点ずつなら値段もつかない小物でも、束ねれば「一気に片づけたい人」にちゃんと需要があります。
「なるほど、そんなことができるんですね」と、とても感心してくださいました。実際にメルカリで「まとめ売り」と検索して、服が20点セットで¥3,000ほどで売れている実例を一緒に眺めながら解説すると、「これなら私にもできそう」と一気に腑に落ちてくれたようでした。

まとめ売りは写真がすべてなので、道具を少しだけ足すと売れ行きが変わります。真上から全体を撮れる俯瞰撮影スマホスタンド、室内でも明るく写る卓上LEDリングライト、生活感を消す白い撮影背景布。この3つがあるだけで、スマホ写真がぐっと「売れる写真」に近づきます(価格・在庫は変動します)。

B. 「これ、いくらで売れる?」を一緒に調べる
実は事前に、「実際に売りたいものを持ってきてください」とお願いしていました。当日は現物ではなく、写真の画像を見せてくださって、その中のひとつが——ダイビングのときに海の中で使う、足に装着するタイプのフィンでした。使わなくなって、しまい込んでいたそうです。
ここで一緒にやったのが、相場の調べ方です。手順はこうでした。
- バーコードから型番・正式名称を特定する(これで「同じ商品」を正確に検索できる)
- メルカリで、その商品の販売実績(売れた履歴)を見る
- 新品で買うと約¥15,000。フリマでは色違いも含めて、最高¥6,500・最安¥2,000と幅があった
- 写真で見るかぎり状態がとても良かったので、私は¥6,000〜¥7,000での出品を提案
「なるべく早く手放したい」というご希望だったので、その場で¥6,000での出品を一緒に決めました。(メーカー名や細かい型番までは、ここでは伏せます。大事なのは金額そのものより、この「調べ方の手順」です。)
相場は「最高いくらで売れたか」ではなく「今、自分がいくらで手放したいか」で決める。高値を待つより、納得できる価格で早く動かすほうが、初心者には向いています。
C. 配送はいちばん身近な方法で

「発送って難しそう」という不安には、いちばん身近な方法を。お家の近くにセブンイレブンがあるとのことだったので、コンビニから出しやすいらくらくメルカリ便をおすすめしました。匿名で送れて追跡もつき、宛名書きも不要でレジでQRを見せるだけ。「それなら私にもできそう」と、ここでも表情がやわらぎました。
4. 一番驚かれた「ラップ梱包」の裏技

この日、いちばん驚かれたのが梱包の話でした。
フィンは購入時の箱が手元に残っているとのこと。でも「これ、どうやって送ればいいの?」と、梱包の方法にいちばん悩まれていました。そこで、いちばん簡単な方法としてお伝えしたのが、これです。
本体をラップでぐるぐる巻きにして、最後をテープで留める。 実は私自身も、この方法で送ることがよくあります。ラップは、
- 防水になる(雨や水濡れ対策)
- 本体の汚れ防止になる
- 箱の中でバラけない
——と、いいことづくめ。「ラップが梱包に使えるなんて!」と、本当に驚いてくださいました。台所にある当たり前のものが、そのまま発送の道具になる。これは、せどりを続けているうちに自然と身についた、私にとっては当たり前の工夫でした。

もちろん、箱の傷や角つぶれが気になる物には、上から気泡緩衝材(プチプチ)を一枚。数をこなすようになったら、家庭のラップより梱包用の手巻きストレッチフィルムのほうが速くてきれいに巻けます。でも、最初の一歩は台所のラップで十分。身近なもので始められるというのが、初心者にとっては何より大事だと思っています。
5. 気づいたこと——伝える側の喜び

会が終わったあと、しばらく余韻が残りました。
自分の知識や経験を伝えて、喜んでもらえたら、めちゃくちゃ嬉しい。 自分はそういうことが好きなんだと、この日あらためて実感しました。8年せどりを続けてきて、私にとっては「当たり前」になっていたことが、始めたばかりの方には目からウロコになる。まとめ売りも、相場の調べ方も、ラップ梱包も、全部そうでした。
1対1だからこそ、相手の悩みを深く聞けて、具体的な物を前に一緒に手を動かせる。「なるほど、そんなことができるんですね」というあの反応が、こんなに嬉しいものだとは思っていませんでした。
副業は、稼ぐことがスタートです。でもその先に、伝えることという次のやりがいがある——それが見えた一日でした。参加者がおひとりでも、いや、おひとりだったからこそ、深く届いた気がします。またやります。
買い物先生では、節約 × 副業 × 投資の3本柱で、月+10万円を目指す情報を毎日発信しています。稼ぐ知識も、それを誰かに伝える喜びも、少しずつここに残していきます。あなたの「最初の一歩」の隣に、この記事がいられたら嬉しいです。
🔗 せどり・フリマの売上・在庫・利益計算に「プライスター」
Amazon出品・在庫管理・利益計算を自動化するツール。フリマからせどりへステップアップしたくなったとき、売上と手残りがこれ1つで見えます。買い物先生も日々の物販で使っています。30日間無料お試しあり。




