ゲームソフトとスマホが並ぶ暖かみのある室内のシーン

せどりを始めて8年。いま振り返ると、最初の出品はひどいものでした。

相場を調べずに感覚で値段をつけて、売れたことに大喜びして、後から「しまった」と青ざめる——。この失敗談が、私のリサーチ習慣の原点です。

今日はその話を正直に書きます。

「感覚で値付けした1回目の出品が、8年分のリサーチ癖を作った」


初めてのメルカリ出品:ドラクエのソフトを3,000円で出した

ドラゴンクエストシリーズのゲームソフトを手に持つシーン

8年前のことです。家の棚を整理していたら、昔遊んでいたゲームソフトが出てきました。詳しくは覚えていませんが、ドラゴンクエストシリーズのソフトでした。

「これ、もう遊ばないし売ろうかな」

そのとき私はメルカリをインストールしたばかりで、ちょうど出品を試してみたかった。ソフトを手に取って、こう考えました。

「古いゲームだけど人気シリーズだし……3,000円くらいなら売れるんじゃないかな」

根拠は何もありませんでした。同じ商品を検索して相場を確認する、という発想すらなかったのです。

スマホでメルカリに価格を入力する手元のシーン

写真を数枚撮って、説明文を数行書いて、「¥3,000」と入力して出品しました。

所要時間は10分ほど。当時の私は「ネットで簡単に売れる時代だな」と、それだけを感じていました。


売れた通知が来た。素直に嬉しかった

スマホを見て嬉しそうにしている人物のシーン

出品した翌日、通知が来ました。

「購入されました」

思ったより早くて、びっくりしました。そして素直に嬉しかった。「ちゃんと売れるものなんだな」「メルカリすごい」と、その時点では何の疑問もなく喜んでいました。

梱包して発送して、無事に取引完了。評価も「良かった」をもらいました。

この時点での私の感想:「メルカリ、いい!」


後から相場を調べて青ざめた

スマホを見て驚いた表情の人物のシーン

問題はその後です。

取引が終わってから、ふと気になって同じソフトをメルカリで検索してみました。他の人はいくらで売っているんだろう、と。

スマホを見て後悔しているような表情の人物

4,000円前後

同じタイトルのソフトが、複数の出品者によって4,000円程度で売れていました。出品中のものも、売り切れ済みのものも、だいたいそのくらい。

私が売ったのは3,000円。

……1,000円、損した。

「めっちゃ損した」という言葉が、すぐ頭に浮かびました。ゲームソフト1本で1,000円です。感覚で値付けしなければ、4,000円で売れていたはずでした。


なぜ起きたか:「感覚値付け」という罠

考え込む人物。感覚的な判断の迷いを表すシーン

なぜこの失敗が起きたのか、今なら明確にわかります。

「調べなかったから」 です。それだけです。

当時の私は「リサーチ」という概念を持っていませんでした。売る前に相場を確認するという行動が、選択肢として存在しなかった。「このくらいなら売れそう」という自分の感覚を、根拠なく信じていました。

この「感覚値付け」には2つの危険があります。

危険 内容
安値つけすぎ 相場より低い価格で出すと即売れする。でも損している
高値つけすぎ 相場より高いと売れないまま長期在庫になる

即売れは「正解のサイン」ではありません。むしろ**「即売れ=安すぎた可能性が高い」**という見方が正しいと、今は思っています。


今のリサーチ習慣:3ステップで必ず確認する

スマホとPCでリサーチを行う人物のシーン

あの失敗以来、私は出品前に必ずリサーチをするようにしました。慣れれば1商品あたり5分もかかりません。

ステップ1:メルカリで「売り切れ」を確認

メルカリで同じ商品を検索し、「売り切れ」フィルターをかけます。最近いくらで売れているかの実績が確認できます。「出品中の価格」ではなく「実際に売れた価格」を見るのがポイントです。

スマホでアプリを操作して価格履歴を確認する手元のシーン

ステップ2:Keepaで価格履歴を確認(Amazon出品時)

Amazon経由で売る場合はKeepaで価格の推移を見ます。「今の価格」だけでなく「直近1〜3ヶ月の推移」を確認することで、一時的な価格変動に惑わされなくなります。

ステップ3:自分の過去実績を参照

同じジャンルの商品を以前売ったことがあれば、そのときの価格と売れ方を参考にします。自分の実績は最も信頼できるデータです。

この3ステップを踏めば、「感覚値付け」で損するリスクはほぼゼロになります。


まとめ:1,000円の失敗が8年分の習慣を作った

前向きな表情でスマホを使う人物のシーン。まとめのイメージ。

あのドラクエ失敗談を振り返ると、1,000円という損失は安い授業料だったと今は思えます。

もしあのとき「たまたま相場通りで売れた」なら、私はリサーチの重要性に気づかないまま感覚値付けを続けていたはずです。即売れして損したから、調べることを覚えた。

せどりに限らず、フリマアプリで不用品を売る場合も、売る前に10秒だけ「同じ商品が今いくらで売れているか」を調べてみてください。その10秒が数百円〜数千円の差になります。

失敗談シリーズはこれからも続きます。遠回りと失敗の分だけ、学んできたことを正直に書いていきます。


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