夏の夕方、メルカリアプリを開いたスマートフォンと扇風機が並ぶ生活感のあるシーン

「夏物はまだ8月まで時間があるから、急がなくていい」

こう思っているなら、少し損をするかもしれません。

メルカリで夏物が売れるピークは7月末——8月中旬を過ぎると相場は急落し、9月にはほぼ動かなくなります。 今が実質、最後の売り時です。

節約×副業×投資の3本柱で月+10万円を目指すhiroです。今回はメルカリで夏物を「7月中に売り切る」ための値付け・出品・写真の戦略を、実際に今出品している商品の実例つきで書きます。


💡 フリマで損をする人の多くは「まだ売れるだろう」と値下げを先送りして、シーズンアウト後に大幅値下げせざるを得なくなります。

1. 夏物メルカリの売れ時カレンダー

夏物商品のメルカリ需要は、大きく3つのフェーズに分かれます。

夏物の需要カレンダーイメージ図:7月末ピーク→8月中旬崖→9月停滞

フェーズ1:7月〜8月上旬(需要ピーク)

夏本番です。「まだ使う」「今年中に欲しい」という購買意欲が高く、多少値段が高くても売れやすい時期。定価に近い価格でも問い合わせが来ます。

フェーズ2:8月中旬〜下旬(急落期)

お盆明けから消費者の意識が秋へシフトします。「まだ使う」から「もうすぐいらなくなる」に変わるため、値下げしないと閲覧数が落ちて止まります。この時期に強引に高値を維持すると、翌年まで在庫になります。

フェーズ3:9月〜(停滞・在庫化)

相場が崩れ、売れ残った出品者が一斉に値下げして価格競争になります。需要が戻るのは翌年の7月。今売れなければ、約10ヶ月の塩漬けが確定します。

このカレンダーを知っているかどうかで、値付けのタイミングが変わります。


2. 7月中に売り切るための値付け戦略5つ

戦略は「値下げの速度」と「見え方の工夫」の組み合わせです。

① 早め値下げで相場の上位に残る

メルカリでは「価格が安い順」で閲覧するユーザーが多い。同じ商品を複数人が出品している場合、下から数えて3位以内に入っていないと閲覧数が激減します。

7月中に価格帯を2〜3段階下げていくのが基本です。具体的には:

  • 今週:現状価格のまま様子を見る(いいね数が動いているか確認)
  • 来週:いいねが増えても購入に至らなければ5〜10%値下げ
  • 7月末:競合との価格差を見て追加で5〜10%下げる

「売れるまで価格を下げ続ける」と思うとしんどいですが、**「相場の3位以内に入れるように調整する」**と考えると動きやすくなります。

② 相場より5〜10%安く出す

複数出品者がいる商品は、5〜10%安いだけで一気に「最安値」に近づきます。メルカリで「価格が安い」は閲覧数に直結します。

注意点:安くしすぎると「なぜこんなに安いのか」という不信感を持たれることがあります。相場の90%前後が適切なラインで、それ以上の値引きは「状態が悪いのでは」と思われるリスクがあります。

③ まとめ売りで回転率を上げる

似た商品が複数ある場合、まとめて出品することで1件の取引にできます。送料を節約できる分、まとめ売り価格を少し安くしても利益が出やすい。買い手にとっても「2点まとめて解決できる」メリットがあります。

実際に私も今年、iCool Porta 充電式ハンディクーラー ブラックを2個まとめて¥2,200(送料込み)で出品中です。2日前に出品して現在4いいね。コメントはまだゼロですが、この時期の夏物としては悪くない反応です。単体で出していたら1個¥1,500前後が相場のところ、まとめて¥2,200にすることで買い手にとって割安感を出しています。

④ オファー価格の受け入れ幅を広げる

メルカリには「値下げ交渉機能」があり、購入希望者が価格の提案を送ってきます。シーズン中盤以降は、出品価格の80〜85%のオファーは積極的に受け入れるのが得策です。

「もう少し高く売れたはず」という気持ちはわかりますが、オファーを断り続けて9月に売れ残るよりも、今の80%で確定させた方が結果的に手取りが多くなります。

⑤ 送料込み設定にする

「送料込み」と「送料別」では、閲覧者の印象が大きく変わります。送料込みにすると「見た価格がそのまま支払い額」になるため、購入決断のハードルが下がります。特に夏物は軽い商品が多く、らくらくメルカリ便の小サイズで収まるものは送料込みにしてしまう方が売れやすいです。


3. タイトル・写真の見直しポイント

「値下げしても売れない」という場合、タイトルと写真が原因のことがよくあります。

写真の撮り方のポイントイメージ:自然光・白背景・商品を中央に配置

タイトルの見直し

検索されるキーワードが入っていないと、そもそも表示されません。夏物でよく検索されるキーワード例:

  • ハンディファン → 「充電式」「USB」「首掛け」「折りたたみ」
  • 扇風機 → 「静音」「卓上」「タワー型」「リモコン付き」
  • 日よけグッズ → 「UVカット」「遮光」「首元冷却」

現在のタイトルにこれらのキーワードが入っていない場合は、追加するだけで閲覧数が変わることがあります。

また「美品」「送料込み」「即日発送可」などのアピールワードも、タイトル後半に1〜2個加えると効果的です。前半は検索キーワード、後半はアピールワード、という構成が定石です。

写真の見直し

写真の枚数は最大10枚まで使えます。1枚目は「一目でわかる正面カット」、2枚目以降は角度・詳細・付属品・状態の確認という構成が基本です。

特に確認したいのは:

  • 背景が散らかっていないか:白い壁・床・シートの上で撮り直すだけで印象が変わります
  • 自然光か十分な明るさか:暗い写真は「状態が悪いのか」という不安を与えます
  • 正面から撮れているか:斜めからの写真は細部が見えにくい

写真を撮り直すだけで「いいねが増えた」「問い合わせが来た」というのは、よく起きることです。タイトルと写真のどちらかに問題があることが多い。


4. 出品時間帯——夜9〜10時が売れやすい理由

メルカリで「いつ出品するか」は、思った以上に重要です。

メルカリのタイムラインは新着順に表示されます。夜9〜10時は多くのユーザーがスマートフォンを手に取るゴールデンタイムで、この時間に出品(または再出品)すると、ちょうど多くのユーザーに新着として表示されます。

逆に「昼12時に出品して夜には埋もれている」という状態だと、閲覧数が伸びにくくなります。

実践的な使い方:

  • 夜9〜10時の直前に「価格を1円変更して戻す」だけでも、タイムライン上での表示順位がリセットされます(いわゆる「再出品効果」)
  • 週末は土日の夜に閲覧数が増えやすい
  • お盆期間(8月10〜16日前後)は帰省や外出で閲覧が増えるケースもある

毎回夜に出品するのが難しければ、週に1〜2回、夜9時前後に価格を少し下げて更新するだけでも効果があります。


5. 売れ残ったときの「翌年再出品」戦略

翌年のカレンダーと保管ボックスのイメージ写真

7月末を過ぎても売れ残った商品は、どうするか。

①即座に大幅値下げして処分する

翌年まで保管するコスト(スペース・管理の手間)を考えると、今の価格から30〜40%下げてでも今年中に処分してしまう方が、トータルで楽になるケースがあります。

②来年まで保管して再出品する

状態が変わらず、かさばらない夏物であれば、丁寧に保管して翌年6月〜7月に再出品する選択肢もあります。

ただし、保管する際は翌年も需要があるかを確認してください。その年だけの流行り物や、消耗品と組み合わせて使うタイプのグッズ(特定のブランドの付属品等)は翌年には需要が消えているケースがあります。

判断基準のシンプルなまとめ:

  • コンパクト・状態良好・定番品 → 保管して翌年再出品でOK
  • かさばる・流行り物・劣化リスクあり → 今年中に処分した方が結果的に楽

保管する場合は、いつ何を保管したか記録しておくこと。翌年6月に「この箱に何が入っていたっけ」となると、写真を撮り直すことになります。


まとめ:今週やることを1つに絞るなら

夏物処分で今週まず動くとしたら、**「出品中の商品の価格を5〜10%下げて、夜9〜10時に更新する」**だけで十分です。

それだけで閲覧数の変化が確認できます。変化があれば次の一手(写真見直し・タイトル修正)に進み、変化がなければ価格をさらに下げるサイクルで動きます。

7月中に売り切ることを目標にすると、「今日できること」が具体的になります。8月を過ぎてから焦って値下げするより、7月中に計画的に動く方が結果的に手取りが増えます。


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