
メルカリで出品して「値段はついたけれど、送料を引いたら利益がほぼゼロ」という経験はありませんか。私自身も8年前、メルカリで初めてゲームソフトを出品したとき、相場のリサーチを怠って1,000円ほど安く売ってしまった失敗があります。今思えば、送料の選び方も含めて「事前にきちんと調べる」習慣がついていれば、もっと利益が残ったはずでした。
メルカリ便には「らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)」と「ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)」の2系統があります。同じサイズでも料金や使い勝手が違うため、片方だけを惰性で使い続けていると、年間で数千円〜1万円以上を取りこぼしている可能性があります。
しかも最近は、各シリーズに「mini」サイズや「プラス」サイズが追加されていて、選択肢がかなり増えています。今回は2026年5月時点のメルカリ公式ヘルプの料金・規定をベースに、両者の違いと、私自身が固めた使い分けルールをお伝えします。
結論:迷ったときの判断基準
先に結論からお伝えします。判断基準はとてもシンプルです。
- A5サイズの極薄物 → ゆうパケットポストmini(160円)が最安
- A4・厚さ3cm以内の薄物 → ゆうパケットポスト(215円)か ネコポス(210円)
- 厚さ7cm以内の小箱もの → ゆうパケットプラス(455円)か 宅急便コンパクト(450円)
- 60〜100サイズの中型 → らくらく便の宅急便がわずかに安い場合あり
- 重い荷物をまとめたい(最大25kg) → ゆうゆう便のゆうパック
- 180・200サイズの大型 → らくらく便の宅急便しか選べません
ざっくり「極薄&小箱はゆうゆう便、大型はらくらく便」と覚えておくと、判断に迷う時間が一気に減ります。
らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)の特徴
らくらくメルカリ便はヤマト運輸が配送を担当します。発送場所は「ヤマト営業所」「ファミリーマート」「セブン-イレブン」「宅配便ロッカーPUDO」のいずれか、または自宅集荷も依頼できます。
宅急便の料金は以下の通りです(2026年5月時点・公式ヘルプより)。
| サイズ | 重量 | 料金 |
|---|---|---|
| 60サイズ | 2kgまで | 750円 |
| 80サイズ | 5kgまで | 850円 |
| 100サイズ | 10kgまで | 1,050円 |
| 120サイズ | 15kgまで | 1,200円 |
| 140サイズ | 20kgまで | 1,450円 |
| 160サイズ | 25kgまで | 1,700円 |
| 180サイズ | 30kgまで | 2,100円 |
| 200サイズ | 30kgまで | 2,500円 |
らくらく便の強みは、180・200サイズという大型枠があること、そして全国のコンビニ・PUDOロッカーから24時間出せることです。私も平日は仕事帰りに駅近くのPUDOへ放り込むパターンが定着しています。
ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)の特徴
ゆうゆうメルカリ便は日本郵便が配送します。発送場所は「郵便局」「ローソン」「スマリボックス」の3パターンで、自宅集荷はメルカリ便としては対応していません。
ゆうパックの料金は以下の通りです。
| サイズ | 料金 |
|---|---|
| 60サイズ | 750円 |
| 80サイズ | 870円 |
| 100サイズ | 1,070円 |
| 120サイズ | 1,200円 |
| 140サイズ | 1,450円 |
| 160サイズ | 1,700円 |
| 170サイズ | 1,900円 |
ゆうパックの大きな特徴は、サイズに関係なく重量は一律25kgまでOKという点です。らくらく便だと「60サイズ=2kgまで」「80サイズ=5kgまで」と重量制限がきついため、軽くてもサイズが小さくて重量がある商品(例:本のまとめ売り、金属パーツ)はゆうパックが圧倒的に有利になります。
小型サイズの比較:5種類の使い分け
薄物・小箱を送るときの選択肢は、実は5種類もあります。
| 配送方法 | 料金 | 重さ | サイズ | 発送場所 |
|---|---|---|---|---|
| ゆうパケットポストmini(ゆうゆう) | 160円 | 2kgまで | A5 | 郵便ポスト(専用資材) |
| ネコポス(らくらく) | 210円 | 1kgまで | A4・厚さ3cmまで | ヤマト営業所・コンビニ・PUDO |
| ゆうパケットポスト(ゆうゆう) | 215円 | 2kgまで | 厚さ3cmまで | 郵便ポスト(専用シール) |
| ゆうパケット(ゆうゆう) | 230円 | 1kgまで | A4・厚さ3cmまで | 郵便局・ローソン |
| 宅急便コンパクト(らくらく) | 450円 | - | 専用BOX | コンビニ・営業所・PUDO |
| ゆうパケットプラス(ゆうゆう) | 455円 | 2kgまで | 厚さ7cmまで | 郵便局・ローソン |

注目すべきは2026年時点で**「ゆうパケットポストmini」が最安の160円**になっていることです。A5サイズの小物(小型アクセサリー・トレカ・薄手の文庫本など)なら、これ一択で問題ありません。
A4サイズになるとネコポス(210円)かゆうパケットポスト(215円)が選択肢。発送用シールを買って自宅近くの郵便ポストに投函するだけで完了するゆうパケットポストの便利さは、地味に効きます。シール代を含めても価格差はわずかで、その分の時短メリットの方がよほど大きいと感じます。
そして見落としがちなのが 「ゆうパケットプラス」。厚さ7cmまで対応するので、宅急便コンパクトと並ぶ「小箱もの」の選択肢になります。ゆうパケットプラス(455円)と宅急便コンパクト(450円)はほぼ同額なので、最寄りの持込先で選べばOKです。
私は薄物のアクセサリーや本を送るときはゆうパケットポストmini か ゆうパケットポストを使い、小箱ものは持込先で決めています。薄物を傷めずに送るには、OPP袋 透明袋(Amazonで見る)を1サイズ常備しておくと出品作業が早くなります。
中〜大型サイズの比較:宅急便 vs ゆうパック
60〜170サイズの価格を並べてみると、両者の差は意外にわずかです。
| サイズ | 宅急便(らくらく) | ゆうパック(ゆうゆう) | 差額 |
|---|---|---|---|
| 60 | 750円 | 750円 | 0円 |
| 80 | 850円 | 870円 | +20円 |
| 100 | 1,050円 | 1,070円 | +20円 |
| 120 | 1,200円 | 1,200円 | 0円 |
| 140 | 1,450円 | 1,450円 | 0円 |
| 160 | 1,700円 | 1,700円 | 0円 |
| 170 | ― | 1,900円 | ― |
| 180 | 2,100円 | ― | ― |
| 200 | 2,500円 | ― | ― |
らくらく便が若干安いのは80・100サイズで20円、それ以外は同額です。ただし重量制限は宅急便のほうが厳しいので、サイズの割に重い商品はゆうパックを選んだほうが安全です。
私は副業せどりで本やCDをまとめて売ることが多いのですが、こうした「サイズは60〜80、でも重い」案件はゆうパックを選びます。25kg一律なので、サイズ計測時に重量オーバーで返送される事故が起きにくいのが理由です。
私の使い分けルール
参考までに、私自身がこの数年で固めた使い分けルールをお伝えします。
- A5サイズの極小物(トレカ・小型アクセサリー) → ゆうパケットポストmini(160円)
- 本・薄手の衣類・小物アクセサリー → ゆうパケットポスト(215円)
- 小さめの箱もの(化粧品・小型ガジェット) → ゆうパケットプラス か 宅急便コンパクト(持込先で選ぶ)
- 本のまとめ売りなど重い60サイズ → ゆうパック60サイズ
- 家電・大型雑貨(120〜180サイズ) → 宅急便
- 重量物で自宅から送りたい → 宅急便(自宅集荷あり)
これだけ決めておけば、出品ごとに「どっちが安いんだっけ」と悩む時間がなくなります。出品スピードが上がれば、月の出品数も自然に増え、副業全体の収益が底上げされていきます。
まとめ:1回あたり20円でも年間では大きな差

メルカリの送料は1件あたり20〜100円の差なので、「誤差じゃないか」と感じる方もいると思います。ですが月に20件出品する人なら年間240件、1件あたり50円違えば年間で12,000円の差です。ふるさと納税1自治体分くらいの金額になります。
慣れるまでは少し面倒に感じるかもしれませんが、サイズと重量の早見表を1枚作って出品時にチラ見するだけで、確実に手元に残るお金が増えていきます。ぜひ次の出品から、らくらく便とゆうゆう便を使い分けてみてください。