
「定価¥22,709のAmazon純正ドアベルが、クーポン込みで**¥1,672**——」と思わず二度見したのが今回の案件のはじまりです。
私はせどり歴8年・3児の父で、普段は電脳せどりを中心にしながら、月に数回はイオンやホームセンターのセール棚を歩くようにしています。今回はイオンのHOME COORDY(ホームコーディ)売り場で発見したAmazon純正スマートドアベル「Ring Doorbell 4」の仕入れ実例を、当日動いた手順そのままで公開します。
仕入れ価格は**¥1,672(税込、クーポン適用後)、メルカリのSOLD相場は¥4,000〜¥4,500**、手数料と送料を差し引いた利益は約¥1,128。さらに今回は「Amazon出品制限あり」が判明したため、メルカリ中心の販路判断に切り替えた経緯もあわせて解説します。
仕入れ前の出品制限チェックまで含めた、リアルな判断プロセスを記録しておきます。なお、在庫管理・利益記録にはプライスターを使っていて、今回の数字もそこから引っ張っています。
イオンHOME COORDYで¥1,672仕入れた瞬間
その日はイオンのHOME COORDY売り場を歩いていました。HOME COORDYはイオンのホーム用品ブランドで、家電・生活雑貨から照明・インテリア用品まで幅広く扱う売り場です。その一角に、見切り品コーナーが設けられていました。

見切り品の棚にAmazon純正のスマートドアベル「Ring Doorbell 4」がありました。外箱はほぼ未開封に近い状態で、目立った傷も汚れもない。値札を見ると、本体¥1,600(税抜)とあります。
Ringはアマゾンが展開するスマートホームブランドで、「Ring Doorbell 4」は映像録画・スマートフォン通知・動き検知を備えたビデオドアベルです。Amazonの定価は**¥22,709**。¥1,600という値札は、定価の約14分の1になる計算です。
ここでさらに見逃せなかったのが、イオンの月間割引クーポンの存在です。

イオンでは対象商品に月間割引クーポンが適用されることがあります。今回はこの商品にも対象クーポンが付いており、**5%OFF(¥80引き)で¥1,520(税抜)。外税¥152を加えた最終支払いは¥1,672(税込)**でした。
クーポンの存在は、店頭の割引棚を見る際に「さらに割り引かれる可能性がないか」を習慣的に確認することで見つけられます。¥80の差ですが、複数個仕入れるなら積み重なる数字です。
メルカリ相場の確認手順
値段を確認したその場でスマホを取り出し、メルカリの検索欄に「Ring Doorbell 4」と入力します。このとき必ず見るのは、出品中の価格ではなく**「SOLD(売り切れ)表示」の一覧**です。
出品価格は「売りたい希望価格」であって、「実際に成立した取引価格」ではありません。SOLDの数と価格帯だけが市場の実勢を示しています。

今回確認したSOLD価格の一覧はこちらです。
- ¥3,400
- ¥3,780
- ¥4,000
- ¥4,300
- ¥5,000
- ¥5,500
- ¥5,580
- ¥8,999
レンジは¥3,400〜¥8,999と幅がありますが、数が集まっているのは**¥4,000〜¥4,500前後です。¥8,999のような高値は付属品セットや特殊な条件が絡んでいる可能性があるため、利益計算の基準には使わず、まず保守的に¥4,000**で試算することにしました。

SOLDの件数の多さも重要な確認ポイントです。数件しか売れていない商品は需要が薄く、次の売り手が見つかるまで時間がかかるリスクがあります。今回は複数件のSOLDがしっかり確認でき、「在庫が長期間眠る」可能性は低いと判断しました。
Amazon出品制限の見極め&メルカリ販売の選択
メルカリ相場の確認と並行してもうひとつ必ずやる確認があります。Amazonで出品できるかどうかのチェックです。
Amazonで販売できるなら販路の幅が広がります。今回プライスターのスキャン機能でASIN「B09HSNXH5P」を確認したところ、結果は——**出品制限あり(新品・中古ともに)**でした。

Keepaの価格履歴も確認しましたが、こちらは「Sorry, no price history available」と表示され、データなし。Amazon販売実績がほぼなく、出品制限がかかっている状態です。
この確認を怠って仕入れた場合、Amazon出品ができずに困る事態になります。「店頭で価格チェック→出品制限を即確認する」というクセが、判断ミスを防ぐ最初の砦です。
今回はAmazon販売NG、メルカリ・ヤフオク中心での販売に方針を切り替えました。メルカリでのSOLD実績は先ほど確認したとおり十分にあるため、販路の問題はありません。ただし、Amazonという大きな販路が使えないことは、複数個仕入れる際の回転スピードに影響します。今回は1個に留めておく判断の補強にもなりました。
利益計算(仕入¥1,672→売価¥4,000)の内訳
出品制限の確認が取れたところで、改めて利益計算を整理します。

レジでクーポンが適用され、支払い総額が**¥1,672**で確定しました。この数字を仕入れ原価として計算に使います。

売価¥4,000のケース
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売価 | ¥4,000 |
| メルカリ販売手数料(10%) | −¥400 |
| らくらくメルカリ便(80サイズ) | −¥800 |
| 仕入価格 | −¥1,672 |
| 利益 | 約¥1,128 |
売価¥4,500のケース
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 売価 | ¥4,500 |
| メルカリ販売手数料(10%) | −¥450 |
| らくらくメルカリ便(80サイズ) | −¥800 |
| 仕入価格 | −¥1,672 |
| 利益 | 約¥1,578 |
梱包コストについては、Ring Doorbell 4の外箱自体がしっかりした構造なので、外箱のまま薄いプチプチで一巻きすれば発送可能です。梱包材コストは数十円以内、サイズも80サイズに余裕で収まります。
利益¥1,128を「小さい」と感じるかどうかは人それぞれですが、この金額を得るための作業は「棚の前でスマホを5分確認する」だけです。電脳せどりで同額の案件を探し出すリサーチ時間と比べると、コスパは決して劣りません。イオンの月間割引クーポンで¥80上乗せできた分も、忘れずに記録しています。
次の狙い目:同シリーズ・関連商品のチェック
今回発見したのは「Ring Doorbell 4が¥1,672だった」という事実だけではありません。この一件から得られる情報は、次の仕入れにも直結します。

棚には同型が複数個ありました。先述の通りAmazon出品制限があるため今回は1個に留めましたが、「メルカリでの回転が速い」と確認できれば追加仕入れの選択肢も生まれます。
一方、同じ棚に並んでいたBattery Doorbell Plusについては、今回は見送りです。

Battery Doorbell PlusはセールOFFがかかっておらず、¥22,000台の定価近い価格がついていました。メルカリの相場と比較すると十分な利益幅が出ないため、見送りとしました。「買わない」を素早く決断できることも、リアル店舗せどりでは大切なスキルです。
Ringシリーズは毎年新モデルが投入されるブランドのため、旧モデルが量販店の棚落ち対象になるタイミングは定期的にあります。Ring Video Doorbell(無印)・Ring Stick Up Cam・Ring Indoor Camなども今後同じ流れでセール棚に出てくる可能性があります。
さらに広げると、Amazon Fire TV Stick・Echo Dot・Blink カメラなど、Amazonブランドのスマートホーム製品全体が同じ視点で見られます。ただし、今回のようにAmazon出品制限がかかっている商品も少なくないため、棚で価格確認→メルカリSOLD確認→出品制限チェックの3点セットを必ずやる習慣が重要です。この順番が崩れると、「売れない商品を仕入れた」という結果になります。
また、同じコーナーを定点観測することも仕入れ精度を高めます。今日Ring Doorbell 4が見切り品になっていたコーナーは、来週また別の商品が追加される可能性があります。「ここは面白い棚だ」と把握したコーナーは、以降の巡回ルートに組み込む価値があります。
まとめ:出品制限チェックまで込みの実践ルーティン
今回のRing Doorbell 4の案件から得られた教訓を整理します。
- 価格確認:イオン月間割引クーポン込みで¥1,672——値札の金額だけでなくクーポンの有無まで確認する
- 相場確認:メルカリのSOLD一覧でレンジと件数を確認、¥4,000〜¥4,500が主たる帯
- 出品制限チェック:プライスターでスキャン→Amazon出品制限あり→メルカリ・ヤフオクに切り替え
- 利益計算:¥4,000売価で利益約¥1,128(クーポン分が地味に効いている)
- 仕入れ数判断:Amazon販路なし+初回のため1個に留める
この4ステップを棚の前で完結させるのが、リアル店舗せどりの基本動作です。月に数件こういった確実球を拾い続ければ、副業せどりの収益は着実に積み上がります。そして稼いだお金を毎月の新NISAでオルカンに回す——「攻めて稼いで、守りで増やす」の流れが、私が実践している家計改善の軸です。
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