
リアル店舗とAmazon・フリマを行き来して8年になるhiroです。
今日はTSUTAYAで、PS5ソフト『トゥームレイダー I-III リマスター』が 新品¥1,100 で並んでいました。想定原価は¥6,490。それが¥1,100です。
数字だけ見れば、Amazonのカートは¥3,554。「余裕で利益が出るじゃないか」と思いますよね。私もそう思いました。でも、この1本は結局Amazonでは売りません。 出品規制がかかっていたからです。
今日は、「Amazonで利益が出るのに、あえてメルカリで売る」という判断を、実際の画面を全部並べて記録します。せどりで一番大事なのは、実は「どこが一番高いか」ではありません。
💡 せどりは「一番高く売れる場所」ではなく「実際に売り切れる場所」を選ぶゲーム。数字上の利益より、確実に現金化できる出口を優先する。
なお、価格・在庫・出品規制の状態は時期で変わります。この記事は2026年9月11日時点のものです。特定商品の価格は動くので、買う・売る前には必ずご自身で最新をご確認ください。
1. TSUTAYAの大特価棚で見つけた¥1,100

TSUTAYAのゲームコーナーには、赤い「大特価」の帯がついたワゴンがあります。旧作や在庫調整品が値下げされる棚です。そこに、PS5の『トゥームレイダー I-III リマスター』が 新品¥1,100(税込) で置いてありました。
その場でプライスターのアプリでスキャンします。出たのがこの画面です。
- ASIN:B0DFL3R3SX
- Amazon新品カート:Amazon本体で約¥3,554
- 出品数:新品5・中古4(多くはない)
仕入¥1,100に対して、Amazonの売価が¥3,554。手数料を引いてもしっかり利益が残る——ここまでは、教科書どおりの「買い」です。
そして、棚にあったのはこの1点だけでした。大特価棚の掘り出し物は、基本的に1点物です。同じ利益商品が10個並ぶことはまずありません。だから、見つけたら考える前にカゴへ。複数個で利益額を稼げないぶん、こういう案件は「1本を確実に売り切れるか」がすべてになります。
見つけた瞬間から出品まで:車内で撮った実物4枚
見つけて、レジで¥1,100を払い、店を出る。ここまで数分です。そして私は、駐車場に戻った車の中で、すぐに実物を撮りました。 帰宅は待ちません。

撮るのは表・裏だけではありません。角度をつけた1枚と、寄りの1枚も押さえます。


車内で撮る理由は2つです。
- ①「買ったばかりの状態」は、時間が経つほど戻せない。 シュリンク付き・指紋も傷もない一番きれいな瞬間を、その場で押さえます。
- ②撮った写真を、帰宅する前にフリマへ登録してしまう。 家に着く頃には、もう出品が始まっている。この速さが、1点物を確実に売り切る肝です。
照明もレフ板もいりません。車のシート、自然光、スマホで4枚。 フリマで効くのは「作品のような写真」ではなく「状態が分かる証拠写真」です。表・裏・角度・寄りの4枚があれば、買う人の不安はほぼ消えます。
そして私はこの写真をそのまま、メルカリ・Yahoo!フリマ・楽天ラクマの3か所に同時出品します。1点物を客層別に売り切る具体的なやり方は、5つ同時出品の記事にまとめています。
2. これは何のゲーム?

念のため中身も確認します。初期『トゥームレイダー』3部作を、拡張機能とシークレットレベルまで全部入れてリマスターしたコレクションです。開発はAspyr、CERO D(17才以上対象)。
リマスター系・コレクション系は、遊ぶ層がはっきりしていて中古でも動きやすいジャンルです。ここも「売れる証拠」を後押しする材料になります。
3. Amazonなら、余裕で利益が出る…はずだった

Amazonの商品ページです。評価4.2★・166件と、レビューもしっかり付いています。

新品は¥3,554、翌日お届け。中古-非常に良いでも¥2,580です。

Keepaで過去も確認します。普段は¥3,500前後、たまに¥6,000〜7,000へ跳ねる波形。売れ筋ランキングは現在#3,023で、月間19ドロップ(=ざっくり月19個ペースで売れている)、ゲームソフトのカテゴリでは#590。回転も悪くありません。
仕入¥1,100 → Amazon¥3,554。FBA手数料を引いても、粗利は千円台後半は狙えます。ここまでなら、迷わずFBAに送る案件です。
4. でも「出品規制」で、全コンディション出せない

出品しようとした瞬間、これが出ました。
「出品許可が必要な商品です」——対象コンディションは、新品も、中古のほぼ新品・非常に良い・良い・可も、全部。 つまり、この商品はどのコンディションでも、そのままでは私のアカウントから出せません。
出品許可は「申請」できます。ただし、承認まで数日〜数週間かかることがあり、必ず通るとも限りません。メーカーや正規流通の書類を求められるケースもあります。
ここで判断が分かれます。
- 申請して承認を待つ → Amazonの¥3,554で売れる。でも、いつ売れるかは承認次第。1本のためにそれを待つ?
- 申請せず、別の出口で売る → 今日から動かせる。
私は申請しないを選びました。理由は次の章です。
5. だからフリマで捌く:メルカリの実売相場

メルカリで同じ商品のSOLD(売れた履歴)を見ます。PS5単品で、こう並んでいました。
- 直近SOLD:¥2,250 / ¥2,300 / ¥2,399 / ¥2,500 / ¥2,698(シュリンク付き未開封) / ¥3,450
- 中央値はだいたい¥2,500前後
- そして、¥2,200で出ている「出品中」の在庫も見えていました
Amazonの¥3,554には届きません。でも、メルカリは「今日出せば、数日で売れる」。出品規制もありません。1本を確実に現金へ変えられます。
6. hiroの¥2,200戦略と、実利の計算

私が置く値段は¥2,200です。中央値の¥2,500ではなく、あえて「出ている在庫」と同じ底値ラインを狙います。理由はひとつ。「確実に、早く売り切る」ためです。
数字で見ます。ゲームソフトはネコポス(またはゆうパケットポスト)で送れます。
- 底値¥2,200で売れた場合:販売¥2,200 − メルカリ手数料10%¥220 − 送料 約¥210〜215 = 手残り 約¥1,765。仕入¥1,100を引いて、粗利 約¥665/ROI 約60%。これが「絶対に捌ける」最低ラインです。
- 売れ筋の¥2,300〜¥3,100で売れた場合:手数料10%と送料を引くと、想定粗利はおよそ¥770〜¥1,500/ROI 約70〜135%。中央値¥2,500なら粗利約¥935(実利¥1,000弱)です。
つまり、この1点の想定粗利は、売れ方しだいでおよそ¥770〜¥1,500。金額だけ見れば地味ですが、仕入¥1,100に対してROI70%超。しかも1点物で追加はできないぶん、「利益額を伸ばす」より「この1本を確実に・早く現金化する」ことに全振りします。
だから私は底値の¥2,200から狙います。「¥300高く売る」より「3日早く現金化する」ほうが、回転重視の1点勝負では得だからです。売れ残って値下げを繰り返すのが、いちばんの損。1点物は、確実性がそのまま利益です。
7. せどりの本質:一番高い場所でなく、売り切れる場所
数字だけなら、今日の正解は「Amazonで¥3,554」でした。でも実際の私の手元では、Amazonは“売れない場所”です。出品規制という壁があるからです。
せどりを8年やって、はっきりしたことがあります。相場表の一番高い数字は、自分が実際に売れる金額とは限らない。 出品規制、承認待ち、アカウントの状態、回転の速さ——「その値段で、自分が、今日、売れるか」まで込みで初めて“利益”です。
だから私は、「一番高く売れる場所」より「確実に売り切れる場所」を選びます。今日のトゥームレイダーは、その典型例でした。この考え方は、販路を客層で選ぶ話や、利益率よりROIで判断する話ともつながっています。
8. まとめ:¥1,100が数日で¥2,200になる、その判断の順番

今日の流れを、判断の順番でまとめます。
- ①スキャンで利益を確認:¥1,100仕入 → Amazon¥3,554。数字は「買い」。
- ②出品可否を確認:全コンディションで出品規制。Amazonは今日は売れない。
- ③別の出口を探す:メルカリのSOLDは¥2,250〜3,450、中央値¥2,500前後。規制なし。
- ④1点物だから確実性で回す:棚に1個だけ。¥2,200の底値で出品し、想定粗利¥770〜¥1,500(底値でも¥665)・ROIは最低でも60%を、数日で現金化。
「Amazonで¥3,554」に未練を残して承認を待つより、今日動かして現金にして、その¥2,200で次を仕入れる。大特価棚の1点物は、見つけた瞬間に確保して、確実に売り切る——この回転の速さが積み上がってお金になります。
買い物先生では、節約 × 副業 × 投資の3本柱で、月+10万円を目指す情報を毎日発信しています。「安く買う」だけでなく「確実に売り切る」まで、実例で残していきます。
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