白い机に開いたノート・スマートフォン・鉛筆・眼鏡・ノートパソコン。朝の作業机。やわらかい自然光。

せどりを始めたい人から、いつも同じ質問をもらいます。物販8年目のhiroです。

質問の中身は、8年前の私がまさに不安だったことばかりです。何から仕入れる? 資金は? 売れなかったら? 確定申告こわい。 どれも、最初の1個を売るまでに必ず引っかかります。

この記事では、よく聞かれる7つの質問に、きれいごとではなく、私が今どう動いているかをそのまま書きます。

💡 せどりで一番きついのは、儲からないことより「分からない」が積み重なる最初の時期です。分かってしまえば、あとは作業です。

なお、手数料や送料、各種ルールは時期やカテゴリで変わります。この記事の内容は2026年9月9日時点のものです。商品の価格は常に動くため、特定の商品の値段は書きません。


Q1・Q2:何から仕入れる? いくら必要?

Q1「何から仕入れればいいですか?」

答えは、自分が使ったことのあるジャンルからです。

家電に詳しいなら家電、本をよく読むなら本。自分が「相場感を持っている物」は、高い・安いの判断が速い。知らないジャンルから始めると、そもそも「これは安いのか?」が分かりません。

店の棚の前で、スマートフォンを手に商品を調べている手元。

「買っていい商品」の見分け方は、8月前半の仕入れ5件を並べた記事に、4つの条件としてまとめてあります。最初はその型どおりで十分です。

Q2「資金はいくら必要ですか?」

数万円で始められます。 最初から大きく張る必要はありません。

ただし1つだけ注意があります。クレジットカードで仕入れる場合、売れる前に支払日が来ることがあります。回転(売れるまでの速さ)を見ずに仕入れを増やすと、資金がショートします。最初は「すぐ売れる物・少額」から回すのが安全です。


Q3:何を使って調べるの?

Q3「相場ってどうやって調べるんですか?」

スマホと、価格推移が見えるツールがあれば十分です。私は商品の過去の売れ方を確認してから仕入れます。「今いくらか」より「どのくらいの速さで売れているか」のほうが大事だからです。

電卓と手書きのメモ。仕入れ値と手数料を引いて手残りを計算しているシーン。

そして、調べたら必ず手残りを計算します。売値から仕入れ・手数料・送料を引いて、いくら残るか。ここを電卓で叩く一手間を惜しむと、「売れたのに赤字」が起きます。利益は仕入れの瞬間に決まっていて、計算しない人はそれに気づけません。


Q4:売れなかったらどうする?

Q4「仕入れた物が売れなかったら、どうすればいいですか?」

まず、必ず売れます。値段と場所が合っていれば。 売れないのは、たいてい次の3つのどれかです。

  • 値段が相場より高い → 少しずつ下げる
  • 出す場所が合っていない → 販路を変える
  • そもそも需要が薄い商品だった → 次の仕入れ基準を見直す

お店の陳列棚。商品が整然と並んでいる、リアル店舗リサーチの風景。

Amazonで動かない物が、メルカリならすぐ売れることもあります。1つの販路に固執しないのがコツです。売れなかった経験は、次の「買わない判断」に直結します。損切りも勉強代です。


Q5:梱包・発送が面倒くさそう

Q5「梱包とか発送って、大変じゃないですか?」

最初だけです。慣れると1件10分になります。

そろえる資材は最小限で構いません。緩衝材(プチプチ)、テープ、そしてメジャー。送料はサイズで決まるので、測らずに箱を選ぶと1サイズぶん損をします。

段ボール箱と緩衝材、テープカッター。発送の準備をしている机の上。

発送そのものも、今は家から出ずに終わります。実際に¥2,500の安全靴を、外出ゼロ・作業10分で発送した手順を別記事に残しました。梱包の「型」はトラブルが激減した3つの工夫にまとめています。

メジャーで箱の3辺を測っている手元。サイズを確認する動作。


Q6:確定申告がこわい

Q6「確定申告、難しそうで一歩が踏み出せません」

ここでつまずく人が一番多いです。でも、先に仕組みだけ知っておけば怖くありません。

コツは1つ。最初の1個目から記録をつけることです。後からまとめてやろうとすると、レシートが行方不明になります。私は領収書をファイルに放り込むだけの運用にしています。

領収書やレシートを整理するファイルと書類。確定申告の準備。

数字が苦手なら、簿記3級の型を一度通すだけで苦手意識がかなり消えます。私自身は記帳は税理士に任せる運用にしていますが、会計ソフトを使うか税理士に頼むかは、自分の時間単価で決めればいい話です。まずは事業用とプライベートの口座を分けるところからで十分です。


Q7:続けるコツはありますか?

Q7「三日坊主になりそうです。続けるコツは?」

3つあります。

1つ目、小さく回すこと。 最初から在庫を積むと、売れない不安で心が折れます。少額で「仕入れて→売れる」を1周体験するのが一番の自信になります。

2つ目、記録を残すこと。 何がいくらで売れたかをメモするだけで、自分の勝ちパターンが見えてきます。

ノートに数字や記録を書き込んでいる手元。日々の記録をつけるシーン。

3つ目、80点で出すこと。 完璧な商品説明を目指して出品が止まるより、80点でどんどん出したほうが、結局売れます。

コーヒーカップと、落ち着いて作業する暖色の机まわり。

ひとつだけ、安全の話も。取引で自宅住所をどう守るかは、始める前に読んでおいてください。購入者が自宅に来たトラブル実話に、初期対応で必ずやることをまとめてあります。


まとめ:最初の1個が、全部を変える

片付いた明るい作業机。やわらかい自然光の差す、落ち着いた部屋。

よく聞かれる7つの質問に、今の答えをまとめます。

  • 仕入れは「自分が相場を知っているジャンル」から
  • 資金は数万円でいい。回転を見ずに増やさない
  • 「今いくら」より「どのくらいの速さで売れているか」
  • 売れないのは値段・販路・需要のどれか。1つの販路に固執しない
  • 梱包は慣れれば10分。サイズは必ず測る
  • 確定申告は最初の1個から記録するだけ
  • 小さく回し、記録を残し、80点で出す

全部に共通するのは、最初の1個を売るまでが一番きついということです。そこを越えると、不安は作業に変わります。分からないことは、ひとつずつ潰していけば大丈夫です。


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