
数字で家計を眺めるのが半分趣味になっているhiroです。
固定費の見直しって、「やろう」と思った瞬間はやる気があるのに、なぜか三日で止まりますよね。電気の契約を調べて、次は保険、その次はスマホ……と一つずつ潰していくうちに、だんだん面倒になって放置。気づけば去年と同じ請求が今年も来る。私も長いこと、この繰り返しでした。
今はやり方を変えました。バラバラに見直すのをやめて、月に一度、同じ日にまとめて棚卸しする。しかも真夏の8月に、いちばん重い3つ——電気・保険・スマホ——を一気に並べて見る。これだけで、固定費の見直しは「イベント」から「ルーティン」に変わりました。
この記事は、削り方の話ではありません。続く仕組みの作り方の話です。
なぜ「8月に」「まとめて」なのか
理由は単純で、8月は固定費の存在感がいちばん大きくなる月だからです。
エアコンがフル稼働して電気代が跳ね、防災の話題が増えて保険が気になり、夏休みで家族のスマホ利用も動く。放っておいても3つとも意識に上がってくるのが、ちょうど8月なんですね。せっかく全部が気になっているのなら、この波に乗って一度に片付けてしまうほうが効率がいい。
そしてもう一つ。バラバラに見直すと、それぞれ別の日に、別の気力で取りかかることになります。人間の気力は有限なので、たいてい2つ目か3つ目で息切れします。同じ日に3つ並べて「今日はここまで見る」と決めてしまうほうが、結局は最後まで届きます。

棚卸しの前に「現状を1枚に集める」
3つを見る前に、下ごしらえを一つだけ。今の固定費が一覧で見える状態を作ることです。
私はマネーフォワードMEを使って、口座やカードの引き落としを自動でまとめています。手で家計簿をつけていた頃は、そもそも「毎月いくら固定費が出ているか」を把握する前に力尽きていました。自動で集計されると、見直しのスタート地点がぐっと手前になります。
アプリを使わなくても、直近1〜2か月の引き落とし明細をスクショで並べるだけでも十分です。大事なのは、比較を始める前に自分の現在地を先に知ること。ここを飛ばして比較サイトを開くと、入力する数字が手元になくて止まります。
一覧ができたら、いよいよ3本柱です。
① 電気代:金額ではなく「使用量」で見る
真夏の電気代でまず見るのは、請求金額ではなく**使用量(kWh)**です。単価は電力会社の都合で改定されることがあるので、金額だけ見ていると「自分の使い方が悪いのか、単価が上がったのか」が切り分けられません。
電力会社のマイページでは、たいてい日別・時間帯別の使用量が確認できます。眺めていると、明らかに跳ねている日が必ず出てきます。一日じゅう在宅だった日、来客のあった日。跳ねた理由に心当たりがある状態を作っておくと、翌月の請求に驚かなくなります。
契約プランの見直しは効果が大きい一方、反映は次の検針日以降で、体感1〜2か月先です。つまり今月動いても、いちばん暑い時期の請求には間に合わないこともある。だからこそ「申し込みだけ」は早めに済ませておく。切り替えは安くなる金額だけで決めず、契約期間の縛りや解約時の条件を先に確認しておくと、あとで動きづらくなるのを防げます。金額の目安は家庭の規模で大きく変わるので、まずは自分の使用量を基準にするのが確実です。







