車の後部座席に積み込まれた銀色の保冷ボックスと、その下に敷かれた大型の段ボール箱。車のドアが開いた状態で、屋外の駐車場から車内を撮影している。

仕入れた山の中身を、最後の1個まで数え切るところまでが記録だと思っています。hiroです。

8月に、古物市場で「まとめて¥40,000」の一山を引き取りました。中身は、DAIKOのダウンライトが2型番、ブラザーのA3複合機が1台、業務用の折りたたみ保冷ボックスが1個、ビルトインガスコンロが1台、それに複合機の箱に入っていた純正インクが2点。

そこから今日まで、この山だけで9本の記事を書きました。 今日が最終回です。

最終回でやることは1つ、決算です。ところが、表を作り始める前に手元のメモを見たら、こう書いてありました。

確定 +¥102,133(¥40,000 → 2.55倍)

この数字は間違っていました。 9本の記事を1本ずつ突き合わせて数え直した結果は、+¥97,797です。差は¥4,336。

  • ①9本で追いかけたもの——連載の全体像を1枚に
  • ②¥40,000は、8つに割れた——配分原価の全内訳
  • ③最終損益表——売上¥142,438・手数料¥30,745・粗利+¥74,955
  • ④メモの「+¥102,133」と、表の「+¥97,797」——¥4,336の正体は3つ
  • ⑤ROIは、何で割るかで3つの数字になる——187.4% / 264.5% / 127.0%
  • ⑥山買いの実務、9本ぶんを5手順に畳む
  • ⑦まだ「確定」と書けない3つ
  • ⑧再現性があるのは、正直に言うと3つだけ

💡 山買いで本当に難しいのは、安く買うことでも高く売ることでもなく、「1山ぶんを1つの帳簿で最後まで数え切ること」だった。


①9本で追いかけたもの

まず、この山にまつわる記事を時系列で並べます。金額が動いた記事だけで9本です。

# 日付 記事 その時点の山の通算
1 8/21 店主「全部買うなら一個1,000円でえーぞ」——即決せずKeepaで3年分を見た 仕入時点
2 8/22 1商品▲¥8,218の赤字でも、山全体は+¥34,730の黒字だった +34,730円
3 8/23 DDL-4496AB 4個を売上¥40,000で即決売り——粗利¥27,524 同上(内訳の記事)
4 8/24 同じ商品が2個まとめて売れた|DDL-4497AB 粗利¥15,424 同上(内訳の記事)
5 8/25 山買い¥40,000は、確定+¥63,233になった +63,233円
6 8/26 たのメル便 三辺合計250cm・送料¥8,600 同上(送料の記事)
7 8/28 「相場¥27,800」に飛びつく前に、ガス種を見る +62,495円(送料¥738判明)
8 8/29 ¥13,800で設計して、¥16,000で出したら17分で売れた +74,955円(見込み込み)
9 8/30 ¥2,310返して、次の注文をもらった 変動なし(別帳簿の話)

通算が「増える」方向にしか動いていないように見えますが、そうではありません。 5本目で+¥34,730から+¥63,233へ大きく跳ねたのは、売れたからではなく数え落としを直したからです。7本目で+¥63,233から+¥62,495へ下がったのは、送料の実額が判明したからです。

この連載で一番よく起きたのは「売れた」でも「売れなかった」でもありません。数え方が違っていた、が一番多かった。 今日も同じことが起きます。


②¥40,000は、8つに割れた

玄関の上がり框に置かれた白いレーザー複合機と、その奥に積まれた「取扱注意・角突き禁止・踏込禁止・水濡禁止」と赤く印刷された大型段ボール2箱。左手前には白いカゴに入った小箱と絨毯のマットが写っている。

山買いの最初の仕事は、¥40,000という1つの数字を、商品ごとの原価に割り直すことです。私の配分は最終的にこうなりました。

配分先 数量 配分原価 1個あたり
ブラザー A3複合機 1台 ¥30,000 ¥30,000
DAIKO DDL-4496AB 4個 ¥4,000 ¥1,000
DAIKO DDL-4497AB 6個 ¥6,000 ¥1,000
合計 ¥40,000

¥40,000は1円残らず割り切れています。 そして重要なのはここです。

このルール自体は間違っていません。間違っていたのは、「配分表に行が立たないもの」を集計表からも落としてしまったことです。5本目の記事でこれに気づいて、原価¥0の3点を足し戻した結果が+¥63,233でした。

💡 配分表は「¥40,000をどう割ったか」の記録。集計表は「この山からいくら戻ったか」の記録。別物なので、別の紙に書く。


③最終損益表——売上¥142,438・粗利+¥74,955

9本ぶんの数字を、1枚に畳みます。この表がこの記事の本体です。

# 商品 販路 売上 手数料等 配分原価 粗利
1 DAIKO DDL-4496AB 4個(完売) Amazon FBA ¥40,000 ▲¥8,476 ▲¥4,000 +27,524円
2 DAIKO DDL-4497AB 2個 Amazon FBA ¥22,000 ▲¥4,576 ▲¥2,000 +15,424円
3 ブラザー A3複合機 1台 Amazon 自己発送 ¥24,000 ▲¥2,218 ▲¥30,000 ▲8,218円
4 同梱インク LC3117-4PK Amazon 自己発送 ¥5,200 ▲¥595 ¥0 +4,605円
5 同梱インク LC3119BK Amazon 自己発送 ¥5,238 ▲¥600 ¥0 +4,638円
6 DNP 業務用保冷ボックス メルカリ ¥30,000 ▲¥10,740 ¥0 +19,260円
7 HARMAN DG32Q1V メルカリ ¥16,000 ▲¥3,540 ¥0 +12,460円(見込み)
小計 ¥142,438 ▲¥30,745 ▲¥36,000 +75,693円
判明済みの自己発送送料 ▲¥738 ▲738円
山の合計 +74,955円
8 DAIKO DDL-4497AB 残4個 未販売 ▲¥4,000 未回収

8つ目の行が空欄のまま残っています。 配分原価¥4,000ぶんが、まだ在庫として棚にあります。

プライスターの出品変更画面。在庫4個、価格11,000円、配送料0・合計11,000円、ポイント0%、仕入れ価格1,000円と入力され、その下に赤いマーカーで「手数料:2,288円 粗利:7,712円 利益率:70.1%」が強調されている。価格追従モードはFBA最安値、赤字ストッパー9,500円、高値ストッパー0円

1個¥11,000で売れれば1個あたりの粗利は¥7,712です。4個なら+¥30,848の計算になりますが、売れていないので表には入れません。

粗利の内訳を、記事ごとの証拠と並べる

数字だけ並べても信用できないので、それぞれの画面を貼ります。

1. DAIKO DDL-4496AB 4個 → +27,524円

プライスターの「売れたもの」一覧画面。上から大光電機(DAIKO)人感センサー付ダウンライト(DDL-4496AB)が売れた個数4・在庫0・商品価格¥40,000・仕入価格¥4,000・粗利¥27,524、DVD&動画配信でーた2024年1月号が¥900・粗利¥241、バンダイ ONE PIECEカードゲームが¥718・仕入¥275・粗利¥151・在庫5、コスモダーツ フィットシャフトと並んでいる。注文番号とSKUはぼかし処理済み

この山で一番大きい黒字です。¥11,000で4個出して、¥40,000で即決売りにしました。利益率68.8%。

2. ブラザー A3複合機 → ▲8,218円

プライスターの「売れたもの」画面。ブラザー工業(Brother Industries)のプリンターについて、自己発送出品・中古品-非常に良い・売れた個数1・在庫0と表示され、右側に商品価格24,000円、送料0円、仕入価格30,000円、ポイント0、粗利-8,218円が並んでいる。注文番号とSKUの一部はぼかし処理されている。

この山で唯一の赤字です。¥40,000のうち¥30,000をこの1台に振ったのが原因で、商品が悪かったわけではありません。配分をどう振るかで、赤字は作れてしまいます。

3. 同梱インク2点 → +9,243円

プライスターの「売れたもの」画面。【brother純正】インクカートリッジブラックの行に、自己発送出品・新品・売れた個数1・在庫0と表示され、右側に商品価格¥5,238、送料¥0、仕入価格¥0、ポイント0、粗利¥4,638が並び、粗利の行に赤いマーカーが引かれている。販売SPEEDは10。注文番号・注文日・SKUはグレーの矩形でマスクしている。

赤字の複合機の箱に入っていた消耗品が、2点で9,243円になりました。 本体▲¥8,218を、同梱品だけで超えています。1本目のLC3117-4PKが+4,605円、2本目のLC3119BKが+4,638円です。

4. DNP 業務用保冷ボックス → +19,260円

メルカリの商品ページ。左上に赤いSOLDリボンが付いた保冷ボックスの写真(1/15)と、いいね7・コメント1、商品名「【業務用】DNP 折りたたみ式 保冷ボックス カゴ車用 シッパー 縦型 配送用」、状態「目立った傷や汚れなし」、「1時間前」、価格¥30,000 送料込みが並んでいる。

売価¥30,000に対して、引かれたのが¥10,740。うち¥8,600がたのメル便の送料です。 売価の28.7%にあたり、販売手数料¥2,140の4倍あります。

5. HARMAN DG32Q1V → +12,460円(見込み)

メルカリの取引画面。「商品代金 ¥16,000」「販売手数料 ¥1,600」「販売利益 ¥14,400(※上記より配送料が引かれます)」「配送の方法 らくらくメルカリ便」「送料 送料込み(出品者負担)」「購入日時 2026年8月29日 16:16」が並んでいる。

設計値¥13,800を出品直前に¥16,000へ上げて、17分で売れた商品です。画面で確定しているのは販売利益¥14,400まで。配送料¥1,940を引いた12,460円は見込み値なので、表にも「見込み」と書いてあります。

📌 【2026-09-01追記】確定額は+¥12,200でした(実際の配送料は¥1,940ではなく¥2,200)。この記事の¥74,955という数字は確定後は+¥74,695・ROI 186.7%になります。詳細は配送料の実額を検算した記事


④メモの「+¥102,133」と、表の「+¥97,797」

ここが今日の本題です。表を作る前、私の手元のメモにはこう書いてありました。

メモの内訳 金額
プリンター +18円
DAIKO DDL-4496AB 4個 +27,524円
DAIKO DDL-4497AB 2個 +15,424円
DNP 保冷ボックス +19,260円
ブラザー純正インク +4,605円
HARMAN DG32Q1V +12,460円
REGZA D-M210 +22,842円
合計 +102,133円

¥40,000に対して2.55倍。 数字として気持ちがいいので、そのまま最終回のタイトルにするつもりでした。しませんでした。 突き合わせたら3か所ズレていたからです。

ズレ1:プリンターを「▲4,587円」で数えていた(差 ▲3,631円)

メモの「+18円」は、8/21に書いた「本体▲¥4,587、同梱インク+¥4,605、差し引き+¥18でチャラ」という記事の数字です。

ところがこの▲4,587円は、配分原価¥30,000をまだ振っていない時点の数字でした。翌日に配分を確定させたときの粗利は▲8,218円です。古いほうの数字がメモに残っていました。

ズレ2:同じインクを2回足していた(差 +33円)

メモの「+18円」の中には、すでに1本目のインク+4,605円が入っています。その下にもう一度「ブラザー純正インク +4,605円」と書いてある。

これは本当は2本目のLC3119BK(+4,638円)のつもりで書いた行でした。金額を1本目のものと取り違えて写しています。正しくは¥4,638なので、差は+33円です。

ズレ3:判明している送料¥738が入っていない(差 ▲738円)

自己発送の送料は、見積もり画面が税抜・ラベル購入画面が税込で、実際に請求されたのは¥738でした。メモにはこれが反映されていません。

3つを直すとこうなります

段階 金額
メモの数字 +102,133円
ズレ1:プリンター本体を▲8,218円に訂正 ▲3,631円
ズレ2:2本目のインクを¥4,638に訂正 +33円
ズレ3:判明済みの送料を計上 ▲738円
突き合わせ後 +97,797円

差は¥4,336。 率にすると4.3%です。

そして、ズレの原因は3つとも同じでした。「記事に書いた確定値」ではなく「頭の中の古い数字」でメモを作っていたことです。9本も記事を書いているのに、集計は記事を開かずに書いていました。

💡 記録を残す目的は、思い出すためではなく、思い出さないためだった。数え直すときは記憶ではなく記事を開く。


⑤ROIは、何で割るかで3つの数字になる

もう1つ、メモの「2.55倍」も直します。この倍率の出し方は間違っています。

¥102,133 ÷ ¥40,000 = 255%。分子にREGZA D-M210の+22,842円が入っているのに、分母は山の¥40,000しかありません。REGZAは実質¥37,000で単品仕入れしたまったく別の商品です。 分母に入れないまま分子にだけ足すと、利回りは勝手に良く見えます。

正しく割ると、意味の違う数字が3つ出ます。

何を数えるか 粗利 投下額 ROI
A:山だけ(現時点) +74,955円 ¥40,000 187.4%
B:山だけ(残4個が¥11,000で売れた場合) +105,803円 ¥40,000 264.5%
C:山+REGZA(同時期の全部) +97,797円 ¥77,000 127.0%
  • Aが今の実力値です。8月の山買い1件の成績はこれ
  • Bは仮定です。¥11,000で4個とも売れる保証はありません
  • Cは、同じ時期に自分がいくら動かして、いくら残ったかを見る数字。 ROIとしては一番地味ですが、資金繰りを見るならこれです

売上に対する利益率で見ると、山だけで52.6%(¥74,955 ÷ ¥142,438)、REGZAを足すと46.3%(¥97,797 ÷ ¥211,438)です。

【2026-09-01追記】HARMANの配送料確定を反映すると、A:186.7%(+¥74,695÷¥40,000)、C:+¥97,537÷¥77,000で126.7%、売上比利益率は52.4%になります。 表の数字自体は集計当時のまま残し、確定値は別記事にまとめています。

「2.55倍」という響きのいい数字は、AとCを混ぜたときにだけ現れます。混ぜないほうがいい。


⑥山買いの実務、9本ぶんを5手順に畳む

金額の話が続いたので、実務の話に戻します。この山で使った手順は5つでした。

手順1:原価配分は「Amazonに出すものだけ」。ただし集計表には¥0の行も立てる

配分表と集計表を分けます。配分表に行が立たない商品(フリマ行き・同梱品)は、必ず集計表に「配分原価¥0」の行を立てる。 これをやらないと、今回のように¥28,503ぶん数え落とします。

手順2:元箱ナシ・化粧箱ナシは「型式名」で調べる

プライスターの出品変更画面(下部)の実画面。在庫3個、価格11,000円、配送料0・合計11,000円、ポイント0%、仕入れ価格1,000円と入力され、その下に赤いマーカーで「手数料:2,288円 粗利:7,712円 利益率:70.1%」がハイライトされている。価格追従モードはFBA最安値、赤字ストッパー9,500円、高値ストッパー0円。

山買いの中身は、たいてい元箱がありません。品名で検索しても出てこないので、本体に刻印された型式名で引くのが基本になります。

そしてガスコンロのときに痛感したのがこれです。同じ「DG32Q1V」でも、都市ガス用とLPガス用は別の市場でした。落札相場サイトの平均値は両方を混ぜて出ているので、そのまま使うと値付けを外します。

手順3:大型品は「いくらで売れるか」より先に「送料でいくら引かれるか」

保冷ボックスは売価の28.7%が送料でした。ガスコンロは3辺合計が160cmを1cm超えるかどうかで、送料の帯が変わる場面がありました。

大型品は、値付けの前に採寸と重量測定を終わらせる。 順番を逆にすると、計算が始まりません。

手順4:4プラ同時出品は「同じ値段で出す」ためではない

メルカリ・Yahoo!フリマ・ラクマ・ヤフオクの4か所に同時に出しました。手数料も送料も違うので、同じ手残りを狙うなら売価は各社で変わります。

そして今回は、メルカリだけ設計値から¥2,200上げて出したら17分で売れました。ただしこれは「¥16,000が正解だった」という証明にはなりません。 他の3社は設計値のままで残っていたので、先にそちらを見た人がいれば私は¥2,200少なく受け取っていました。

手順5:売れた日を「終わり」にしない

REGZAの付属品トラブルで、これが一番はっきりしました。

プライスターの「売れたもの」画面。東芝映像ソリューション D-M210 タイムシフトマシンの行に、FBA出品・中古品-ほぼ新品・売れた個数1・在庫0と表示され、右側に商品価格¥69,000、送料¥0、仕入価格¥37,000、ポイント0、粗利¥25,152が並び、粗利の行に赤いマーカーが引かれている。注文番号・注文日・SKUはグレーの矩形でマスクしている。

売れた時点の粗利は¥25,152でした。そこから、B-CASカードが1枚足りないという連絡が来て、規格違いのカードを送ってしまい、最終的には¥2,310を返金して、手元に残ったのは+22,842円です。 利益率は36.5%から33.1%へ、3.4ポイント落ちました。

その代わりに返ってきたのが「また御社で購入させていただきます」という一文です。3.4ポイントを払って次の注文を買った、という数え方をしています。


⑦まだ「確定」と書けない3つ

最終回ですが、この山の数字に「確定」とは書けません。 埋まっていない穴が3つあります。

未確定項目 影響
HARMAN DG32Q1Vの着金 +12,460円が見込みのまま。配送料¥1,940も実額待ち(【2026-09-01追記】確定+¥12,200。詳細は配送料の実額を検算した記事
A3複合機の自己発送送料 元箱ナシのA3複合機。未計上で、▲8,218円はまだ悪化する
DDL-4497AB 残4個 配分原価¥4,000が未回収。売れれば最大+30,848円

特に2つ目です。判明した¥738を引いただけで、複合機まわりの合計は+287円まで落ちました。 元箱のないA3複合機の送料が¥287で収まるとは思えないので、本体と同梱品だけで見た実態はマイナスに戻る可能性が高いと見ています。

この3つが埋まるまで、+74,955円は「見込みを含む暫定値」です。 最終回だから丸めて確定と書く、ということはしません。


⑧再現性があるのは、正直に言うと3つだけ

ROI 187%という数字を見て「山買いは利回りがいい」と結論づけたくなりますが、この山の成績のうち再現できる部分と、たまたまの部分を分けておきます。

再現できると思っているもの

  • 原価配分のルール(配分表と集計表を分ける/原価¥0の行も立てる)。これは商材が変わっても効きます
  • 送料を値付けより先に確定させる順番。 大型品を扱う限り毎回効きます
  • 型式名で引く/ガス種のような分岐条件を先に潰す。 品名検索で止まると相場を丸ごと外します

再現できないもの

  • ¥40,000でこの中身の山が買えたこと自体。 市場でその日にその山が出ていたかどうかの話です
  • 出品17分で売れたこと。 同じ商品を来月出して17分で売れる保証はありません
  • 赤字の複合機に、たまたま純正インクが2点入っていたこと。 +9,243円は運です

そして一番再現性が低いのは、1山で9本の記事が書けたことかもしれません。 ただ、記事を書いていたおかげで、今日メモの¥4,336のズレに気づけました。記録は利益にはなりませんが、利益の数え間違いは防ぎます。

黒い掲示板に銀色の数字プレートが並べられた接写写真。4、0、1、3、9、6、9、17などの数字が縦横に並び、手前の「17」にピントが合っている。


⑨まとめ

  • ¥40,000の山買いの最終損益は+74,955円(見込み込み)。 売上¥142,438、手数料等¥30,745、配分原価¥40,000のうち¥36,000ぶんが販売済みです
  • 投下¥40,000に対するROIは187.4%、売上に対する利益率は52.6%。 残りのDDL-4497AB 4個が¥11,000で売れれば+105,803円・ROI 264.5%になりますが、これは仮定です
  • メモに書いていた「+102,133円・2.55倍」は誤りでした。 突き合わせ後は+97,797円。差の¥4,336は、プリンター本体を古い▲4,587円で数えていたこと(▲3,631円)、同じインクを2回足していたこと(+33円)、判明済みの送料¥738を落としていたこと(▲738円)の3つです
  • 「2.55倍」という倍率は、分子にREGZA(別仕入れ¥37,000)を入れて分母を¥40,000のままにしたときにだけ出ます。 分母をそろえると127.0%です
  • 同時期のREGZA D-M210は+22,842円で確定。 ¥25,152からB-CAS問題の返金¥2,310を引いた金額で、山とは別帳簿のままにしています
  • 8アイテムのうち赤字は1つ(A3複合機▲8,218円)。 ただしその箱に入っていた同梱インク2点が+9,243円を出しているので、箱単位で見れば黒字です
  • 確定にはまだ3つ足りません。 HARMANの着金、A3複合機の自己発送送料、DDL-4497AB残4個。ここが埋まったら、また数字を書き直します(【2026-09-01追記】HARMANの着金は確定しました。+¥74,955→+¥74,695、ROI 187.4%→186.7%です。詳細

9本書いて残ったのは、金額よりもこの一文です。

山買いは「安く買う技術」ではなく「1山ぶんを最後まで数え切る技術」だった。

安く買うところまでは、市場に行けば誰にでも起こります。そのあと、原価を割って、原価¥0の行も立てて、送料を実額で入れて、返金まで引いて、売れ残りを未回収として残す。この作業を最後までやった人だけが、その山がいくらだったのかを知っています。


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※本記事はAmazonアソシエイト・プログラムの広告リンクを含みます。価格・在庫は変動します。


※本記事の金額は、いずれも執筆時点の自分の実績値・画面表示値です。HARMAN DG32Q1Vの手残り¥12,460、およびDDL-4497AB残4個の想定利益は見込み値で、確定していません。フリマ各社・Amazonの販売手数料および送料の料率は変動しますので、必ず各社の公式情報とご自身の管理画面でご確認ください。掲載しているスクリーンショットは、注文番号・SKU等をマスクしたうえで各記事から再掲しています。本記事は特定の仕入れ手法の成果を保証するものではなく、同じ手順で同じ結果が出ることを示すものでもありません。【2026-09-01追記】HARMAN DG32Q1Vの手残りは確定¥12,200でした(見込み¥12,460から▲¥260)。この記事内の+¥74,955・187.4%・52.6%・+¥97,797という数字は集計当時のまま残していますが、確定後はそれぞれ+¥74,695・186.7%・52.4%・+¥97,537になります。詳細は配送料の実額を検算した記事をご覧ください。


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